イラン訪問予定のロシア大統領に暗殺計画 報道官発言
2007.10.15
Web posted at: 11:00 JST
- CNN/AP
ロシア──ロシアのプーチン大統領が、今週のイラン訪問に合わせた自身の暗殺計画について警告を受けていたことが、大統領報道官の発言で14日分かった。報道官は匿名を条件にこの件を明らかにしており、詳細への言及を避けた。
また、インタファクス通信社はロシアの情報機関筋の発言として、自爆テロ犯がプーチン大統領暗殺に向けて訓練を受けていたと伝えた。
イランのホセイニ外務省報道官は、そのような暗殺計画は明るみになっていないと明言し、「報道は全く事実無根であり、イランとロシアの関係に敵対する勢力の心理作戦に沿っている」との認識を示した。
プーチン大統領は訪問先のドイツでメルケル首相と会談した後、15日夜にイランの首都テヘランに向かう。イランのアフマディネジャド大統領と会談し、16日にはカスピ海沿岸諸国の首脳会議に出席する。ロシアもしくは旧ソビエト連邦の首脳がイランを訪問するのは、1943年のスターリン書記長以来。
外遊中のプーチン大統領を狙った暗殺計画は、2000年の就任以来、少なくとも2つ判明しており、いずれもチェチェン独立を掲げる過激派の関与が指摘されている。
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