国軍本部付近で自爆攻撃、7人死亡 パキスタン
2007.10.30
Web posted at: 21:11 JST
- AP
パキスタン・ラワルピンディ(AP) パキスタンのラワルピンディにある国軍本部付近で30日、爆発物を身につけた男が自爆し、近くにいた7人が死亡した。国軍本部にはムシャラフ大統領がいたが、被害はなかった。
爆発は、ラワルピンディ中心部の警察検問所で発生。警察当局によると、男が1人で検問所に歩いて近づいてきて、警察官が制止しようとしたところ、着衣の下に隠していた爆発物を爆発させたという。警察官3人と市民4人が死亡、警察官14人と市民4人がけがを負った。死傷者には子どもと女性も含まれていた。
現場は、国軍本部施設から約400メートルの位置。犯行声明は出されていない。
パキスタンでは、アフガニスタンとの国境付近で軍部隊と交戦を続けているイスラム原理主義勢力の動きが活発化しており、最近の一連の自爆攻撃を仕掛けているとみられている。
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