スカイダイビング中、教官が急死 生徒が背にし無事着陸
(CNN) 米サウスカロライナ州で1月31日、スカイダイビング中の陸軍兵士が、急死したスカイダイビング教官を背に、無事に地上に降り立った。死因は心不全で、兵士が着陸後に蘇生を試みたが助からなかった。
亡くなったのは、ジョージ・スティールさん(49)。スカイダイビングの訓練を受けていた陸軍兵士ダニエル・ファーさんとともに上空から飛び降りていた。
ダイビングは問題なく進んでいた。空中でもファーさんが質問し、スティールさんも答えていた。ところが、上空1670メートル付近で急に、スティールさんの反応がなくなったという。
ファーさんは何度か質問を繰り返したが、スティールさんからの返事はなかった。ファーさんは陸軍で受けた訓練を元に、気持ちを落ち着けて無事に着陸することに専念。スティールさんを背に負って地上に降りたという。
スティールさんの検死結果は2日に心不全と判明した。
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