不況で世界の「サメ被害」が減少と、米研究者が分析
(CNN) 2008年に世界各地でサメに襲われた被害者は59人と、2003年以来の低水準に減少した。この背景要因として、米国の研究者は、世界的な景気後退で海へ出掛ける人間が少なくなったことも挙げている。
サメに襲われた人は2003年は57人で、2007年は71人だった。
米フロリダ大学のフロリダ自然史博物館は、サメによる被害の情報を収集、統計を発表している。情報を分析するジョージ・バージェス氏によると、被害の減少は世界的な不況が大きく関わっているという。
バージェス氏は「サメの襲撃は、海中で人間とサメが出会う頻度が高くなれば増加する。海にいる人間が少なくなれば、それだけサメと出会う頻度が下がり被害も減少する」と述べている。
昨年の被害者59人のうち41人が米国内の被害で、32人がフロリダ州でサメに襲われていた。また、死者はメキシコで2人、オーストラリアと米カリフォルニア州で1人ずつの計4人だった。
サメに襲われた57%はサーファーで、泳いでいた人が36%、残りはダイビングしている人だった。
バージェス氏は、世界の人口は増えているにもかかわらず、2001年の景気後退時にも同様に被害数が減少していたと指摘。不況のため、海へサーフィンなどに行く人が減り、一番狙われやすいサーファーの被害も減っているのだろうと見ている。
また、景気が良くなれば被害数も増加すると予測している。
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