狼との遭遇・続編
狼学生生活始めたし
アルバイトも忙しいしで
なかなか一緒にテニスするのは
無かったんだけど。
試打会で出会ったのも偶然。
だって、試打会行くって当日の朝
先輩に誘われて決めたから。
さらに二週後。
先輩と私都合合うけど
いつもの御用達のところは空きコートがなくて
「ちょっと遠くなら空きコートあるけど
どーする？」
先輩が送迎してくれるというので
久しぶりの二人練習。
急に決まったから、他のペア探すのも
ちょっと時間無くて面倒だし。
コートもちょっと遠いからそこまで呼び出すのも
なんか気兼ねするしね。
二人連で基礎技術見直しも良いよねって。
ありがたい！！
で。二人でのんびり練習のつもり。
でもまぁ先輩となので
がっつり動ける装備で行ったので
結果的には良かったんだけど。
コートについて二人でアップ始めたら
フェンスの外から「あ！こんちわ」って狼。
こんなところで会うなんて‥
狼「いつもここでやってるんすか？」
先輩「いつものところが空いてなくて
今日は本当に偶然」
どうやら、フェンス越しの奥のコートに参加らしい
結構なハードヒッターたちとガンガン打って‥
いるかと思ったら…
5分もすると、ボール集めしてる私に
フェンス越しに目隠し布の隙間から
狼「そっち二人っすか？
練習終わったらあとでミックスの相手
してもらってもいいですかー？」
うさ「…え…あ…優しくしてよ！？」
ていうか…狼の正規ペアと
勝負にならんと思う。
ぶっちゃけ、そっちで男ダブ相手に
やってた方が練習になると思うよ！？
だがしかし。
狼の無言の圧。断るという選択肢は残されていない。
最後の30分くらい1セットでもやってもらえば
良いかな。なんというか。ギリは果たそう。
先輩に報告したら「うん。聞こえてた。
（相手にならないかもしれないけど
向こうからのオファーだから）
後でやってもらおう」
先輩に球出ししてもらって打ち始めて10分後
またもやフェンス越しの目隠し布の隙間から
覗き込む狼。三匹の子ヤギの気分だよ
マスキングテープ シール堂 シンジカトウ Shinzi Katoh 童話の宝石グリム きらぴかマスキングテープ 15mm×3m 狼と七匹の子ヤギ ks-dt-10218
狼「そっち球出ししに行っていいですか？」
え？ダメだけど？…なんて言えるわけないよ私
狼「（コーチやってるから）球出し
オーダー通り出せるし。
こっち6人なんですよ～！」
え？6人で休憩しながらやればよくない？
ていうか、2面使って4人‐2人で
交代しながら回してる風じゃん…！？
あぁ、じゃぁ、そんなにやりたいなら
私の球出しさせてあげるからおいで！とか。
言えるわけないよね？？？
そっちの自分の練習切り上げて
私の球出ししに来たらさ。周りの目が…
そっちのコミュニティの人がどう思うよ？
私いったい何様のつもり？ってなっちゃうじゃん！
よく考えて！現役コーチから（無償の）
球出しプライベートレッスン断るのも
お願いするのも
どっち選んでも私図々しい人みたいになっちゃうじゃん
ま、よーするに
練習ちゃっちゃと切り上げて
はよミックスの相手せや！ってことなので
ございましょう。
natti 私のお気に入りのROOM - 欲しい! に出会える。 (rakuten.co.jp)
