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こんばんは。
昨日から(だったと思う)読売新聞に、電事連の「これからのこども エネルギークイズ」なる意見広告が掲載されております。(他の新聞については知りません) 玖保キリコ氏のイラストによる4人家族(ママ、リサコ、ケンイチ、パパ)がクイズに答えるもので、第一回目の昨日は「日本のエネルギー自給率は?」でありました。 回答は、上はママの「40%」から下はパパの「4%」まで様々ですが、正解はパパの「4%」。 私はこの意見広告を見て、試しに愛妻に「エネルギー自給率はどのくらいだと思う?」と問いかけてみたのですが、「20%くらい?」との回答でした。 「ハズレ! たったの4%なんだよ。」との私の言葉には、「え! たったのそれだけ? 大変じゃない!」。 ・・・10年以上も一緒にいるのに、全然解ってくれていなかったと言ふことです。(苦笑) まぁこの件については、「家で仕事の話をされるのは嫌だ」と言われてから、妻には殆どエネルギー問題に関する話をしていなかった私に責任があるのですが。 さて、本日は仕事をサボって原子力学会シニアネットワーク連絡会のシンポジウム「原子力コミュニケーションのあり方を問う」に参加していたのですが、その場である方(確か桝本さんだったと思う)がこのやうなことを言われました。 「我々は常に日本のエネルギー問題や電力・原子力を取り巻く環境について考えているが、多くの方はそんな事を全く気にしないで生活している。社会に理解して貰うより先に、我々が社会を理解しなければならない。」 最も身近な存在である妻との会話をテストケースとしてダイアローグを図るのも面白いかも知れません。 「家で仕事の話は嫌」のリクエストに応え、これまでは家庭での妻との会話の中では殆どエネルギー問題に関する話題を出さなかったのですが、「私が何故この職を選んだのか」「そもそも、何のために生きているのか」と言ふ、人生のパートナーの生き方に関する理解を深めて貰うためにも、これは重要なことかも知れません。 追記 本日のシンポジウム後の懇親会において、以前ここで取り上げた「放射能エステ」の竹内さんとお話をさせて頂くことができ、人形峠残土煉瓦受け入れ拒否の馬鹿馬鹿しさや、低線量放射線のホルミシス効果について盛り上がりました。 他にも某大学のヒューマンファクター専門の方とは日本の発電所の過剰な点検による「弄り壊し」問題やトラブルの原因分析に関する会話、また我国の防災計画に関していろいろ教えて頂くなど、わざわざ休暇をとってまでシンポジウムに参加しただけの価値はありました。 本日のシンポジウムについては、刈羽村の村長さんには、はるばる新潟から来て頂き、地元の皆様の思いを伝えて頂くと共に、技術者に対する辛口の要望を頂き、非常にありがたく感じています。個人的にではありますが、この場を借りて御礼申し上げます。 (刈羽村の村長さんは責任感とご自分の考えをしっかりと持たれており、私は尊敬しております。それに比べて県・・・いや、ここでは言うまい。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月05日 01時41分31秒
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