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チラシの裏の幻視録

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2008年03月10日
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カテゴリ:個人的なこと
こんばんは。

 先週土曜日の夜、NHKの「大丈夫ですか?日本人の学力」を妻と共に見ておりました。

 生放送にて様々な立場の方が日本の教育について激論を交わしており、その中で、ある現役教師の方が「教師は非常に忙しい」という話を何度もされていました。

 「忙しい忙しいと言うけど、そんなに忙しいのかしら? 土日もあるし、夏休みだってあるし。」

 「う~ん、教師の熱心さにも寄るんだろうけど、大変なんじゃないかな。中には国から給料を貰いながら仕事そっちのけで君が代や国旗掲揚の反対運動している奴もいるみたいだけど。」

 などと話をしながら夫婦で楽しく見ていたのですが、番組の中で教師が発言しました。


 「夜九時や十時まで残業しているんですよ!」


 これには二人そろって絶句。
 暫くして妻が失笑しながら言いました。

 「やっぱり、教師って楽なんだね。九時や十時の残業で「とても忙しい」だなんて。普通のサラリーマンの感覚とは全然違う。私のお父さんなんかアルバイトみたいな給料で真夜中まで遅く働いているし、土日も関係ないのに。この人は何のために教師になったんだろう。」

 全くその通りだと思ってしまいました。

 妻の父(私にとっての義父)は自分の仕事に対する誇りが高く、それほど高くはない給料にも係わらず「忙しい」などと文句を一言も言わずに働いています。
 体を壊して入院していても、病院から職場へ直行するなどといった無茶を平気でしています。

 私も、今は九時半頃には仕事を切り上げる(まぁそれでも帰宅は11時だ)やうにしていますが、以前の職場では仲間うちで「定時は九時半!」などと言いながら毎日11時や12時過ぎまで普通に仕事をしておりました。
 風邪を引いて熱を出していても、「そんなひまないぞ!」と上司には言われ続けたもの。実際、過労により現場で動けなくなった後輩もいました。



 番組に登場していた「忙しい」教師には、残念ながら「仕事に対する誇り」があまり感じられませんでした。
 幾らなんでも、「夜九時や十時の残業」は自慢するほどは「忙しい」とは言えないでしょ。

 世の中には、毎日3時間程度の睡眠しかとっていない方も大勢いるわけで、そういった真に「忙しい」人に対して失礼ですよ。
 





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最終更新日  2008年03月11日 02時02分21秒
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