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チラシの裏の幻視録

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2008年05月19日
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カテゴリ:最近の報道
 こんばんは。

 「ひなちゃんの日常」に惹かれ、ついつい職場で昼休みに読んでしまう産経新聞でありますが、こんな記事が。(抜粋)

日本の緊急援助隊は煙たい? 住民歓迎も軍は「メンツが…」


> 17日、日本の援助隊は青川県の被災現場で活動したが、軍の
>兵士の1人は「あれは日本隊だろ。早く帰れよっていう感じだ」
>と口走った。それ以外にも不快感を示した救助関係者もいた。
>
> ある中国筋は「軍が仕切る現場で日本隊に生存者を発見させると
>思うか?」と話す。日本の援助隊に中国側が指定した被災現場は、
>すでに捜索を終えたか、あるいは巨大な土砂崩れで埋まり、中国
>側も救助などは「無理」だと判断した小学校だった。同筋は「軍
>などがいったん捜索し救助活動をすでに終えた現場で、もし日本隊
>が生存者を発見したら、それこそメンツが立たない」ともいう。



 上の記事、産経新聞の紙面では「『日本隊、早く帰れって感じだ』 解放軍 思い複雑」と言ふ挑発的な見出しでありました。紙面とインターネットサイトで見出しを変えた理由は不明ですが、内容が同じでも見出しの違いで印象が大きく変わるものですね。
 見出しを付けるのは取材した記者や部署ではなく、校正部門。ここが記事の印象を握ってしまう。朝日新聞の竹内氏も、社内の事としてこの辺のことを懸念していました。(朝日の偏向は見出しだけではないと私は思いますけどね・・・)

 さて、中国の初期の動きが悪かったために被害者が増加してしまった感のある今回の四川地震ですが、悪条件の中、懸命に働く日本隊の真摯な態度にこんな記事も。

対日感情が好転 国際緊急援助隊の派遣で

「真剣で勤勉」に深い印象 新華社、日本援助隊を称賛

日本隊の活動「忘れない」 新華社称賛


 災害のあった場所で救助活動を行うことは我々日本人にとっては不思議なことではないのですが、これほど喜ばれると言ふことは、これまで中国では共産党によって「日本=悪」のイメージが非常に強く植え付けられていたと言ふことの裏返しなのでしょう。
 あと、人民解放軍がいかにいい加減な救援活動を行っているか、と言ふこともこの裏にありそうです。


 話変わって。

 自衛隊のことを悪く言ふ人もいますが、中越地震や中越沖地震で被災者のために懸命に働く姿を見ていないから、そんなことが言へるのだと思います。
 大雨の中、道路が崩れるのを阻止するために土嚢を積んだり、テントを建てたり、仮設風呂を作ったり。さらには、地元の方を励ますために歌手の方と協力して演奏会をしたり。
 思想の違いや損得に関係なく、被災者を一人でも多く救おう、助けよう、と言ふ気持ち。これは、今回中国入りした日本隊にも共通するものだと思いますね。





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最終更新日  2008年05月20日 01時10分49秒
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