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チラシの裏の幻視録

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2009年02月08日
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カテゴリ:最近の報道
こんにちは。

 昨年秋から年末にかけて多くの派遣社員や一部正社員が企業の「派遣首切」に合い、中には寮を追い出された方もいました。
 その中で出来たのが「派遣村」。

 職を失った派遣社員の中には製造業の現場で真面目に何年も働いていた方もおり、そのやうな方に対しては同情を感じてしまうのですが、中にはそうでない方もいらした模様。
 その状況を見た自民党の坂本総務政務官は、1月5日の総務省の仕事始めの挨拶で、 「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかな、という気もした」と発言しました。

 読売新聞の記事によると、

>  さらに、「『(厚生労働省の)講堂を開けろ』『もっといろんな人が出てこい』
> (と要求される)。学生紛争の時に『学内を開放しろ』『学長よ出てこい』(と
> 学生が要求した)。そういう戦術、戦略がかいま見える気がした」と語った。


 のだそうです。

 坂本さんの発言は野党に攻撃のネタを与えるだけで、ただでさえ麻生内閣の支持率が低い時期に何を言っているのかと思いましたが、この餌に見事に食い付いた野党は予想通り「責任を追及」。
 餌を与える方も与える方なら、予想通りそれに食い付く野党の皆様にもあきれてしまいます。もし、これで坂本発言を無視していたら、民主党を少しは見直していたのですが・・・


 個人的に、坂本さんの言いたいことは理解できるのですよ。

 もちろん、急に解雇されたこと、そして中には再就職が難しい年齢に達している方がいることについては同情しますし、一生懸命仕事をする方を解雇した企業への憤りも感じなくはありません。
 しかし、だからと言って、「厚生労働省の講堂を空けろ」「出てこい」は行き過ぎではないかと思うのであります。

 そして、「派遣村」に集まった方の中には、仕事を解雇された方だけではなく、もともと仕事のなかった「ホームレス」の方が非常に大勢混じっていたそうですね。(なんでも「いつもよりうまい飯が食べられるから」と、集まったとか。)
 そんな状況を目にしたら、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかな」と思うのは普通ではないでしょうか?



 話は変わりますが、私は以前の職場で、毎日派遣社員の女性の皆様(4~5人)と一緒に昼ご飯を食べておりました。
 皆様、有能な方ばかりで、何年も仕事を続けているため、逆に教えられることもありました。(今でもEメール等で、近況について連絡を取ることがあります。)

 しかし、他の派遣社員の中には、本統に仕事をやる意志があるのか、また何のために仕事をしているのか、疑問に思う方もいました。

 例えば、いつも無断欠勤ばかりする人。この方は結局、最後にはそのままいなくなってしまいました。

 そして、配属初日に挨拶に来て、ちょっとだけ仕事をし、その翌日からは来なくなった人。なんでも、「もっといい仕事が見つかったのでやめた」とのこと。・・・なにそれ? 社会をなめていない?

 一番ひどいのは、自分のサボリで仕事量が増えたのに、「契約が違う」と怒って辞めた人。
 この人は、前任者からの業務の引継ぎを2日間かけてやる予定だったのに、初日にいきなり無断欠勤。1日で業務を引き継ぐことになったため、翌日はやむなく残業時間帯(と言っても2時間くらい)を使って引継ぎを行いました。
 するとその翌日からは、「残業はしない契約になっているはずです!」と怒って来なくなってしまったのです。
 引継ぎを行った前任者の方も、彼女の無断欠勤のために本来やる必要のなかった残業をしているわけなのですが、そのことに関しては何も悪いと思っていないのでしょう。一同、「お前が残業時間帯に仕事をすることになったのは誰の責任だよ。」と怒りを通り越してあきれ果てていました。

 このように派遣社員の態度があまりにも酷いので、職場では「あの人材派遣会社(※名前は挙げませんが、有名な大手です)に頼むのはもう止めよう」との話も出たくらいです。
 世の中の風潮は「切られた派遣社員」に同情的なマスコミ報道に流されているようにも思えます。しかし、中にはこんなとんでもない派遣社員もいるんです。



 さて、昨年末に数年ぶりに高校の同級生数人と飲みました。
 彼らの中には、大学を出て就職した後、会社の将来性に見切りをつけて退職、自らの努力で再就職したり、また家業を継いだりした連中が何人もいます。自分で会社を興した(でも上手くいかなかった)者もいますし、一時期完全に「無職」「ひも」の状態になった者もいます。

 現在の職は、ある者は教師。ある者は自営業。ある者は保育園の副園長。 

 皆、自分で判断して新たな就職先を決め、自分で勉強して資格をとり、自分で努力して今の地位についています。

 仕事へのやる気があったにも関わらず解雇されてしまった皆様には、希望を捨てずに頑張って頂きたいと思います。
 職種や勤務場所を選ばなければ、仕事はあちこちにころがっているものです。






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最終更新日  2009年02月08日 14時23分31秒
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