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こんばんは。
北海道知事が、「知事は24時間、道民の生命と安全を守る義務があるから、育児休暇も休暇もない」「災害時に陣頭指揮をとる必要がある」様な発言をしてしまったとか。 「何言ってるんだろうねえ」と言ふ感じです。 いや、この方の仕事に向けた意気込みが素晴らしいのは解りますよ。 が、休暇中であっても、災害が発生したら休暇を返上して駆けつける、と言ふ選択肢もありますよね? 私も職場の災害対応要員の一人で、非常時の連絡用の携帯電話を持たされています。 何かあった場合にはすぐに職場へ駆けつけろ、と言ふことで持たされているもので、まあ飲み会を途中で切り上げたり、真夜中に電話で呼び出されたり、と言ったことも何度かあります。 かつての上司の中には、家族旅行を途中で取りやめて駆けつけた人もいます。 この様な「休暇中の連絡/対応体制」をしっかりと構築しておけば、まあそれなりに休暇はとれるのではないでせうか。 それもできない、知事がいないとまったく仕事にならない、災害時も知事一人いないだけで初期対応さえ出来ない・・・と言ふのであれば、北海道庁の危機管理体制の基盤は極めて脆弱なのではないかと思います。 実際に災害が発生した場合、そんな組織では対応なんてまともにできないでしょう。 そもそも、こういった危機管理体制を整備するのは、最終的には首長である知事の責務なのでは。 もし、私の勤める企業のトップが、「社長は24時間、安定供給を守る必要があるから、休暇などない」と行ったとしたら、そんな人の下では働きたくないですね。 ところで、最近の首長や議員の育児休暇については、大阪府知事も含め、「世間の感覚からずれている」と批判する声もあります。 が、私には、「俺が休めないのに、何でお前が休む?!」と言っている様に見えて仕方がありません。 休める人は休めば良いじゃないですか。 仕事は「どれだけ休暇を取らなかったか」ではなく、「どれだけ成果を挙げたか」で評価されるものでせう。 ・・・ま、あまり能力のない私は、人並の成果を出すためにはあまり休めませんけどねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月30日 21時40分55秒
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