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カテゴリ:ちょっとお出かけ
変なの見ちゃいました。
旅行に来ると、部屋の窓やお風呂なんかから、外の景色を楽しむものなのですが「窓からの眺め」をあまり紹介していませんでしたね。飯坂温泉の案内の資料に、「摺上川に沿って宿が軒を並べ・・・」とあった通り、窓から見えるのは川です。私が宿泊した宿は、川に沿って横に長い建物なので、窓からの眺めはどこも同じ、部屋は7階なので、川がかなり下のほうに、ロビーや風呂だと川が近くに、それだけの違いで、見える場所もほぼ同じでした。川はお世辞にもきれいとは言えず、川岸にゴミも見えます。川の中にプカプカしているものもあるし、田舎だからって川がきれいとは限らないですね。まわりの景色は違うけど、川の水自体は、都内の川と変わらないかな? ちょっと悪口っぽくなってしまったかな、ごめんなさい。 飯坂温泉のいわゆる繁華街からは少し離れていたので、離れたところの川沿いに他の宿が見えました。川の向かい側は、温泉宿ではなくて、民家のようでした。かなり古い、廃墟でしょうか、細い道が車道から通っているのは見えるのですが、まわりは荒れ放題、朽ち果てた感じの家です。でも、かなり大きい家ですね。旅館のようには見えないのですが、面積はかなりありそうです。大きな母屋と離れみたいな部屋も見えます。人は住んでいないようですね。というか住めなさそうです。ホテルのどの窓からも、この家が見えるので、ちょっと不気味でした。 ワインも飲み終わったし、寝ようかということで、寝る前に「外寒いかな?」と思って、障子戸を開けてみました。障子を開けただけで、結構ひんやりします。まだまだ夜は寒いですね。窓の下の川、ライトアップされているわけでもないので、真っ暗です。ふと向こう岸を見ると、あれっ、明かりが。 昼間見た、向こう岸の大きな家、端っこの離れみたいなところに、うっすらと明かりが見えます。「ええっ! 人住んでいるの?」ぼんやりと、明るくなっているような気がします。どこかの明かりが写っているだけかもしれませんが、何やら中で動いているようにも見えます。目が悪いと不便ですね、こういう時。じっと見ているとぼんやりしてきて明るいんだか暗いんだかわからなくなります。私より視力が悪い、酔っ払った主人が「出たんじゃない? 」なんて言うもんだから、ふたりして、ちょっと盛り上がってしまいました。 あの家、誰か住んでいるんでしょうかね。確認のしようもないのでわかりませんけど、ちょっと怖い気がしました。まあ、でもということはないでしょうね、たぶん。「考えてみたら、だったら、電気つけないでしょうが」冷静になって、主人に言ったら、あら、もう寝てました 変なものでも、怖いものでもなかったようですね。つまらない話ですみません。帰って来て、すっかり忘れていたのですが、主人が「ねえ、あの話、書いた? 書いた? 」ってしつこいもんで、そういえば、ちょっとおもしろかったかなと思い載せてみました。実は次の日の朝、もう一度見たら、明かりが点いたと思った離れの部屋は閉まったままでした。なぜか、その部屋と正反対の端にある部屋の一カ所だけ、昨夜は真っ暗だったのですが、戸が開いていました。ちょっと謎が残りました。 いろいろあって結構楽しかった温泉旅行、1泊2日なのに、1週間も引っ張ってしまいました。 明日は、写真もつけて、大好きな朝風呂と、おいしくて、お腹一杯になった朝ごはんで「温泉に行ってきました」も終了です(たぶん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.05 03:09:02
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