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テーマ:■南の島の過ごし方■(815)
カテゴリ:テニアン旅行記 2012
【原爆搭載地点】 DSCF8778 posted by (C)たがめ48 ・場所は前の記事をご覧ください→ テニアンの地図と観光スポット ☆広島、長崎に原爆を投下した、2機のB29が原爆を搭載して飛び立った場所です。島の北部、ハゴイ空軍基地跡地の奥にあります。 DSCF8780 posted by (C)たがめ48 ☆エノラゲイが広島に飛び立った場所。 DSCF8781 posted by (C)たがめ48 ☆(構造は同じです)ボックスカーが長崎に飛び立った場所。 DSCF8782 posted by (C)たがめ48 ☆以前は、埋められていて、土で覆われて広島のほうにはヤシの木、長崎のほうにはプルメリアの木が植えられていました。古いガイドブックしか見ておらず、行ってみたら掘り起こされてガラス張りになっていたので、ビックリしました。いったいなぜ? ☆2004年に、サイパンとテニアンで侵攻を記念した、60周年記念式典が行われていて、その時に内部を掘り起こして、記念碑を作り、公開したようです。 DSCF8779 posted by (C)たがめ48 ☆中央に錆びた鉄製の昇降用油圧リフト。1944年7月にテニアンに上陸したアメリカ軍は、60mの幅、長さ2600mの滑走路を4本作りました。そこから毎日、日本に向けてB29が飛び立っていました。2個のピットはパンプキン爆弾をシルバープレートB-29に搭載するのに使用された後、北の海岸沿いにある原爆組立棟から運搬されてきたリトルボーイとフアットマン原爆をエノラゲイとボックスカーに搭載しました。 ☆そして、島の真ん中を通るブロードウェイは、テニアン港から北端のハゴイ空軍基地まで、大きくて重い原子力爆弾を搬送するために米軍が作った道路。 港から空軍基地まで最短距離で結ばれている。だからまっすぐな道なのです。 ☆ピットに建てられた「原爆の碑」の英文の内容は、アメリカの原爆投下を正当化するような内容で、腹立たしさをおぼえました。4本の滑走路のうち一番北側のエイブル滑走路は、いまでもアメリカ軍の演習の時は使われています。この場所、演習がない時は出入り自由です。エイブル滑走路を車で走り、ブロードウェイを走り、「これがなければ」とも思いました。 ☆アメリカによって原爆搭載のB29爆撃機が飛び立った場所にされてしまったテニアン。島民は今でも明確に、核に対して反対の立場をとっています。以前、日本政府が原発施設から出た核廃棄物を太平洋の真ん中に海中投棄しようとした時には、テニアン市長が抗議のために来日しています。 ↓足あと、ことづてが残せます(要登録) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.20 21:07:07
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