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テーマ:アニメあれこれ(27139)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
☆絶園のテンペストに出て来る、シェイクスピアの名言集の続きです。
☆9話までに出て来る「ハムレット」の名言とあらすじは → 第1話~第9話 ハムレット名言集 +愛花 ☆第9話で登場する「テンペスト」のあらすじと9話、12話の台詞は → 第9話より シェイクスピア「テンペスト」とは ☆絶園のテンペストの13話までのあらすじは → 第1話~第13話 あらすじまとめ ☆では、13話分の追加です。 『我々は、夢と同じ糸で織りあげられている。ささやかな一生を締めくくるのは眠りなのだ』 『We are such stuff as dreams are made on; and our little life is rounded with a sleep.』 ☆13話の回顧シーンです。 シェイクスピアのテンペストでは、魔法によって起こされた嵐で船が難破して島にたどりついたナポリ王子がプロスペローの娘のミランダと恋に落ちます。プロスペローは妖精たちによる劇をふたりに見せてこの台詞を言います。台詞の前部分は、 『余興はもうおしまいだ。今の役者たちは(前に言ったように)みな精霊だ。空気、薄い空気の中に溶け去ってしまった。 そして、空中楼閣とも呼ぶべき今の幻影と同様に、雲をいただく塔、豪華な宮殿、厳かな寺院も偉大なる地球、それ自体も、大地にあるものはすべて消え去る。 そして今、実体のない見世物が消えたように、あとには雲ひとつ残らない。 私たちは、夢を織りなす糸のようなもの。ささやかなその人生は、眠りによって締めくくられる』 第4幕第1場より アニメでは、このあと、 夢... 「悪い夢でも見たのですか」愛花が言った。「それならもう一度、寝なおしてみては?」 それ(テンペスト)も復讐劇だろう。だったら悲劇で終わらなきゃおかしい。悲しみは悲しみでしか打ち消すことができない。だとしたら、残されるものも悲しみでしかない。と真広。 『ああ、苦しくてたまらない。あんなに苦しむ人たちを見ていると。素晴らしい船、きっと立派な人たちが乗っていたのだわ。それが粉々に砕けて...」 ☆こちらは、第12話のラスト、 『ああ、あの叫びが胸を打つ。かわいそうに、みんな溺れてしまった。私がもし力のある神様だったら、海なんか陸の下に沈めてしまったのに。そして、立派な船も乗っていた人たちも、海に飲み込ませはしなかった』 の前の部分です。場面の説明は第12話→ 「しばし天の祝福より遠ざかり」こちらの感想部分をご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.12 18:51:00
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