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カテゴリ:本
私は、はまりだすとずっと同じ人の作品を読むタイプなのですが、現在は宮部みゆきさんにはまってます。
「この人は本当に天才だな~」と読んでいると思います。 誰だか忘れてしまったのですが、ある作家さん(石田衣良だったかな?)も宮部さんのことを天才だとおっしゃっていましたが、本当に文章の構成や展開のさせ方が上手なのです。 いつもかなり分量のある文章なのですが、飽きずに一気に読むことができます。 前は「模倣犯」を読んだのですが、そのときの感想はこちらへ。 今回は「火車」を読みました。 火車と書いて「カシャ」と読みます。 火車とは、地獄へ行く人を乗せていく火に包まれた車だそうです。コ、怖い・・・。 ・本当は貴女は「誰」なんですか? ・自分ではない他人にすり替わって生きなければいけないほどの「理由」ってなんだろう? ・人の人生を乗っ取るって、どうやって? これらの疑問に興味を引かれた方は、ぜひこの本をお手に取ってください。 ■ブレイブストーリー これは本当に素晴らしい作品だと思います。 ぜひうちの子供(兄ちゃん)に読ませたい。 あらすじだけ言うと、大人の身勝手に巻き込まれ、平穏な生活をめちゃくちゃにされた2人の少年が、自分の運命を変えるために異世界を冒険するお話です。 でも、願いを叶えられるのはたった一人なんです。 自分の運命を変える=不利益なことを無かったことにする、ではなくて、不条理な出来事もすべて受け入れて、認められる心のしなやかさと、柔らかさ、強さこそが運命を切り開くカギなんだよと言われている気がします。 自分の中にこそ、運命の扉を開くカギはあるんだよ、と。 そんな強さを、うちの子供たちにも持ってもらいたいと思います。 でも分厚すぎて兄ちゃんには無理だろうから、映画から入ろうかな・・・。(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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