監督 : サニット・ジトヌクル
出演 : ボーウィット・カエウフェット、プラプタドル・スワンバン、
ソイニー・プカルーン、プラングリット・サングチャ
『アート・オブ・デビル』のサニット・ジトヌクル監督が、ビルマ帝国の支配下にあった16
世紀のタイ・アユタヤ王朝を舞台に放つスペクタクルアクション。
タイ独立戦争の指導者・ナレースワン王子と共に語り継がれる伝説の戦士・セマの活躍を描い
ています。
前半タイらしいのどかな映像。
セマの家族との繋がり、友人や人間関係が描かれています。
主人公のボーウィット・カエウフェットが爽やかで素敵です。
今まで見たタイの映画は、偶然でしょうがむさ苦しい(ごめんなさい)俳優さんが多かったの
ですが、一人だけ際立っていてタイ人らしくありません。
一番注目したのは、やはり戦闘シーン。
エキストラの多さ、過激な戦闘シーン、ケガ人続出?と思わせるような映像です。
この頃、CGに少し飽きていたので、本物のシーンの迫力は新たな感激を味あわせてくれまし
た。
108分と短く、もう少し長くても良かったのに、と思ってしまいました。
2003年 タイ制作
<ストーリー>
アユタヤ王朝を支配していたホンサーワディーのナンタブレーン王が、アユタヤ王朝のナレ
ースワン王子に、ある動乱の鎮圧を命じた。
だが実際は、王子を暗殺するための策略であった。
アユタヤ王朝は、策略を知り、ナレースワン王子の弟君が即座に兵を送ったが・・・・・