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キラリと光る子どもに育つ☆魔法のママ日記☆

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2004年06月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
<続き・・・第14回目~最終回~>第一回目は5月14日

幼児園から帰ってきた長男は、部屋の真ん中にあった
<パンチ人形>を指差して言った。

「これ、片付けてよ」

「えっ?」
それは昨日まで長男吉朗が、バシバシたたいて、投げ飛ばしていた<パンチ人形>だった。

すぐに片付けなかった私に、吉朗は強く言った。
「もう吉朗は、これいらないんだから!!早く!早く、片付けてよ!」目に涙をためながら・・・


私は、吉朗を胸に抱きしめた。
目からは、大粒の涙がポロポロと流れ落ちた。

どんなにつらかったんだろう。
どんなに頑張ったんだろう。
それほどまでも私のことを愛し、私の思いを叶えるように生きたのだろう・・・

今でも時々夫と話す。

確かにつらかったかもしれない。試練だったかもしれない。
でも、たくさん楽しいこともあったこの時の思い出。

成長の人生の<大きな糧>になったことは、間違いない。


ずっと月日が流れ、私は幼稚園の先生に何気なく言ったことがある。
「吉朗って、泥んこ遊びやらないんですよね。昔から嫌いで、もっと元気にどろどろになって遊んでほしいんですけどね。」

先生はちょっと怖い顔をして、諭すように私に言った。
「お母さんがそんなんではダメよ!一番子どもの個性を認めてあげなきゃ!
吉朗君は他にいっぱいいいとこあるのよ!工作なんて、すっごい得意じゃない。
もっともっといいところを見てあげて。
わるいところなんて、見なくていいの!」

はっとした。
もうこのときは、<短所を見ずに長所を見る>ってこと、わかっているつもりだったのに、わかっていない私がいた。

このときの言葉は、私は生涯忘れない。
「ありがとう!落合先生」

今日の朝、長男は出掛けに言った。

「今日ね、かあさん。ボクすっごいでっかい泥団子つくるんだ!
昨日はさあ、投げて割っちゃったから、もっとすごいのつくるんだ」

<おしまい>
1回目から全部読んでくれた方!どうもありがとう!
これは全部、ホントのホントの話です。(最後はタイミングよすぎて私もビックリでした)













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最終更新日  2004年06月04日 16時07分13秒



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