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カテゴリ:本・雑誌のこと
久しく本のこと書いてませんでした。
さだまさしさんの「ちゃんぽん食べたかっ!」と、 第153回芥川賞受賞作品の羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」を読みました。 さださんの「ちゃんぽん食べたかっ!」 BSでドラマやってましたよね~ 菅田くんと遠藤さん 「民王」と同じく親子役で! さださんのエッセイもいろいろ読んでいるので、結構知ってるつもりでいたけど、 中・高・大学時代の話 めっちゃおもしろかったー≧▽≦ 多才だよね~ 落研に入ったことも、バイオリンやってたことも、そのプロの演奏家への道を断念したことも、 すべてが現在の"さだまさし"を作り上げてる訳で、 やっぱり遠回りにみえても、人生にムダなんてないんだろうなと思える。 分かれ道、分岐点はいっぱいあるわけで、やっぱ選んだ道でどう生きるかが大事なのよねぇ。 あっちの道を歩いてたら…って思いは、あってもね。 さださんの小説、ほんといいっ 「スクラップ・アンド・ビルド」芥川賞受賞時には、まだ単行本化されてなかったってゆーね。 結構短めのお話。 母親の兄弟のところを渡り歩き、現在は健斗と母と共に暮らす祖父。 80を過ぎ、要介護状態。 「もうじいちゃんは死んだらよか」が口癖のような祖父。 待っている老後を見せ付けられるような思いを断ち切るように、自分の体を鍛える健斗。 じいちゃんの願いをかなえるため、なるべく自立を促すような行動をさせず、 介護にいそしむ健斗。 しかし、ある日お風呂で溺れそうになった祖父の、生への執着を知る。 "夜行生物のような俊敏な動き"をしたのは、やっぱおじいさんなのよねぇ! 再就職が決まり、自宅を離れる健斗。 「自分のことは自分でやる」と言い切るおじいさんがなんか頼もしく思えた。 おぉっと!ぷっすま始まってる~!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.24 00:52:24
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