全て
| カテゴリ未分類
| novel
| diary
| 見失わない為の道標。
カテゴリ:見失わない為の道標。
水は何処までも安住の地を求めて、下って行く。
地の果てが無ければ、何処までも落ちて行く。 塵は何時までも目的も無く、彷徨い続ける。 舞い上がる訳でもなく、下り落ちて行く訳でもなく。 人は、水に成る為でも、塵に成る為でもなく生まれた。 何時か地に落ちようとも、限界が来るまで舞い上がる。 浮遊するのでなく限りなく浮かび上がる。 終らせるのでなくするのでなく挑み続ける。 無数に広がる星の瞬きに導かれて、僕らはどこまでも行ける。 届かないと分かってても、何処までも舞える。 風に乗って、桜の花びらのように、何処までも飛べる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/03 01:10:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
[見失わない為の道標。] カテゴリの最新記事
|