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カテゴリ:ミュージアム
![]() 国立新美術館で開催中の『イメージの力』展に行ってきました。 日本にとどまらず、アボリジニやイヌイット、ニューギニアやインドの神や精霊の姿を、人々はどのようにイメージして形にしたのか。想像の力によって具体化されたそれらをいっぺんに見ることができる展覧会です。 世界にはまだ現代の文明が浸透していない地域があります。 パプアニューギニアの奥地では、最近まで新石器時代さながらの生活が営まれ、精霊の力に依っているところがあったといいます。または、今でもあるかも知れません。そこでは神の姿を仮面にしています。仮面は縦に一メートルほどの大きさの顔です。以前読んだ諸星大二郎の「マッドメン」に出てきた仮面を思い出しました。 他にも釘かいっぱいささった呪術用の人形や、飛行機やベンツの形をした棺桶など、人々の限りない想像力を目の当たりしました。 いろいろ見たのですが、印象に残ったのは、パプアニューギニアの仮面と、同じくニューギニアのとてつもない高さの墓標。あとはアボリジニたちの描いた絵が心に響きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月23日 17時38分22秒
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