自分の家の中に居場所がないんだよ( >< )アンダルシア、Andalucia,Isla Cristina
ホアンマの家にオスカーともう一人のベイビーが泊まってる時、毎晩、2人の赤子はノンストップで夜泣きをする。『する』と書いたのは、昨年も今年もそうで、たぶん来年も、そうだからさ・・・汗昨年は、朝9時(その頃は10時ではなかった)に、ボートに乗るためにホアンマの家に行くと、ホアンマは、なんかこう、私を手ぐすねひいて、待ってるんだよ。私は、待ち合わせの時間の最低5分前には約束の場所に行くのが普通なんだけど、でも、スペイン人は必ず遅れるのが普通なのに・・。ところが、私がそこに行くと、ホアンマは自分の家の前の車の所で新聞を読んでるんだよ。落ち着いてそこに長くいるような様子が・・・感じられた。私は遅刻はしていないけど、スペイン人よりも遅くなるなんて・・前代未聞じゃん!これは、日本人のプライドが許さないって言ぅんで、・・汗次の日、20分前に家の前の門を出た・・瞬間、・・曲がり角にちらっ!っと、ホアンマの姿を見た。ところが、ホアンマは、すっ!と体を引いて姿を隠すようにして・・・・・?つまり、こうなんだ、後で聞いた所によると、ホアンマは約束の時間9時より、1時間以上も前に家から出てきて路上で新聞を読んだり、うろうろしてたんだよ。笑これは、毎回だったんだって・・??ホアンマ、自分の家の中に居場所がない!んだよ。子供の泣き声で気が狂いそうなんだって・・・汗一晩中、ガキが夜泣きして、全然眠れない!んだそうだ。それで、日本人(私)は早めに来るから、ときどき気になって路地から私の家の方をいらいらしながら、見てたっていうわけ。でも、彼、プライドが許さないから・・私に、姿は見られたくなかったんだね。ははは・・・でも、昨年は、そんな事情がわかってきた時にはベィビーはマドリッドに帰っちゃったからそれで終わったんだけど、・・・今年は、そんな場合は私の家に、マル・ルーと避難すれば?って言ってあった。それで、今年は条件付きでうちに泊まってもらった。その条件?は、うちに出入りするときは、あいさうを等はしない!ってこと。だって出入りのたびに、お礼の言葉とか挨拶してたらお互いに疲れちゃうよ。だから、無理に『無言の行』は、しないけど、挨拶はしないことにした。お互いに、都合があるから、カギをわたして、おけば・・夜中の3時でも、そおっと入ってきて寝られるじゃん。バスルーム・トイレは二ヶ所あるから・・出会うこともないし・・画像↑(起きて見たらベッドメイキングがされてカギが置いてあった)Que Dios os lo pague, hermanos.『兄弟たちよ、神のご加護があらんことを』って言うことなんだけど、pagueは、pagar(支払う)って意味なんだ、だから、例えば私が乞食にお金を恵むと乞食は、私のよい行為?にたいして『神は支払い(報いる)ますよ!』ってことなんだと思う。だって、お金をもらっても乞食には私に報いる物は持ってないものね。だから、日本語なら『おありがとうごぜぇ~ます』が適訳かも・・・これは、最後の日にうちのベッドの上にホアンマがメモ(置手紙?)を残していったんだよ。この日で夜泣きベイビー達がマドリッドに帰るから、もうここに泊まる必要がないということで、・・・(一週間くらい泊まりに来てたよ)そうか、軽い感謝文だったんだ。『ありがとうございました』、『お世話になりました』って意味だね。だけど、ホアンマは痛烈な皮肉屋でもあるので、なんか、おちょくった意味合いが含まれているのかもしれない。??・・大笑そんな言葉の機微はわかんねぇよ。汗ほら、日本語でも外国語に訳せない言い回しってあるじゃない?壁の絵はムリーリョ、Murilloの絵(たぶん?)の一部分、絵学生が練習模写したのを売りにきたんでカアチャンが買ったみたい。おっとムリーリョ?じゃない、・・ムリージョだね、アンダルシア、Andaluciaだもの。笑過去日記はCalendar.の日付をクリック!│