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カテゴリ:アジア情勢
中朝国境の白頭山に噴火の可能性、被害はアイスランドの千倍!-韓国6月21日 サーチナ 中国と北朝鮮の国境に位置する白頭山(中国名・長白山、標高2750メートル)が、数年以内に噴火する可能性があることが分かった。白頭山が噴火した場合、被害規模は最大でアイルランドの1000倍に達するとみられ、日本をはじめとするアジア全体への影響が予想されている。韓国メディアが19日報じた。気象庁によると、釜山大学地球科学教育科の尹成孝(ユン・ソンヒョ)教授は16日、韓国気象庁主催のセミナーで「2014~15年に、白頭山が噴火する可能性がある」とする中国人火山学者の見解を伝え、韓国気象庁が対策に乗り出すことを明らかにした。 白頭山は少なくとも2840万年前から火山活動があったとされ、これまでにも1014年~19年、1122年、1176年、1199~1201年、1217年、1373年、1401年、1405~06年、1597年、1668年、1702年、1903年と、ほぼ100年に1度のペースで噴火が繰り返されてきた。 白頭山の一帯では、2002年6月28日に中国東北部の望城県でマグニチュード(M)7.3の地震が発生して以来、地震頻度が10倍に増加しているほか、規模もM1以下からM3~4へと大きくなっている。尹教授は、「1000年前と同じ規模の噴火が起きたなら、今年の4月に世界的な航空混乱を招いたアイルランド火山の1000倍に達する可能性がある」としている。 白頭山が噴火した場合、直接的な被害をもっとも大きく受けるのは中国とみられ、火山灰により北朝鮮やロシア、日本の北海道や本州北部の地域にも被害が出ると予想されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月21日 15時34分38秒
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