だいぶ前に書いた【
ジョニー・ヘイツ・ジャズ】の記事で、最近立て続けにコメントを貰ったりして……80年代あたりにヒットして強烈なイメージを残したまま、いつのまにか消えてしまったアーティストって他にもいるなぁ。。。なんて考えていたら、そういえば【
ロビー・ネビル】という人もいたよなぁと思いだした。
最近耳にしない人だけど、今どうしてんだろうと気になってしまった。そこでネットで調べることにしました。調べはじめてみたら、
ほとんど情報無しでした。見事なくらい。(笑)
分かったことと言えば、彼のアルバムはかなりの量でオークションで売りに出されているという事。(笑)
それから90年代【
松田聖子】のアメリカ進出のアルバムにも参加して、ワイドショーに話題になったらしい等。
80年代彼を成功に導いたプロデューサー、アレックス・サドキンを事故で失ってから作品に精彩を欠き、人気も失速。
90年代以降はソングライター/プロデューサーとして主に活躍しているらしいです。
ざっとこんな情報しかないのですが、私が持っているこのアルバムはファースト・アルバムで、これはかなり売れたみたいですね。「C’EST LA VIE」はかなりヒットしたと思いますねぇ。
音も心地良いテクノのリズムを導入した、軽いダンス・ポップでお洒落。残響感があって、質の良いホールで聴いているような臨場感が素敵です。発声も
マイケル・ジャクソンの白人版みたいに似ている。
声も甘くて、美男子でカッコイイ。
「C’EST LA VIE」以外にも「DOMINOES」「LIMOUSINES」「BACK TO YOU」「LOOK WHO’S ALONE TONIGHT」も名曲でした。「DOMINOES」のリズム感と絡む女性コーラス、ロビー・ネビルのフォルセット・ヴォイスも素晴らしい。「LIMOUSINES」の表現力のあるヴォーカルにシャウト、さびのコーラスがたまりません。しっとりしたバラード「BACK TO YOU」の浮遊感も心地良いのだ。「LOOK WHO’S ALONE TONIGHT」もラストの曲に相応しいドリーミィな曲です。
「C’EST LA VIE」はR&Bとソウルとダンス・ビートとシンプルな曲調とのバランスが良くて、やっぱりカッコイイ。ホーンの導入がさらにお洒落度を増している感じです。ヒットする要素はポップ感にあるのだなぁと思います。
こういったアルバムはプロデューサーや周りのスタッフの支えがないと、出来上がらない物かなとも思える。
80年代にマッチした音だったから大ヒットしたのでしょうか。
一発屋にしては、出来すぎたアルバムですね。
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