留まることを知らない紙ジャケ攻勢。今月は【スライ&ザ・ファミリー・ストーン】と【スクイーズ】を購入しました。
もとい、いや、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの方はデジパック仕様の輸入盤の方が高級感があったから、こっちを買ったんだった。(笑)
私にとってソウル・ミュージックとは1に【アース・ウインド&ファイアー】2に【スティーヴィー・ワンダー】3に【クール&ギャング】4が無くて5に【コモドアーズ】でした。スライ&ザ・ファミリー・ストーンはスルーしまくってました。つまり聴かず嫌いというやつですが、多分『FRESH』のジャケが好きじゃなかったという単純な理由です。だって瞬間跳び蹴りは尊敬する【沢村忠】
(注1)の技でしたから??(笑)
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fwww.geocities.co.jp%2FMusicStar-Percussion%2F3270%2Fimage%2F458.jpg&b=d9036bf80847ca787cf242addc0d46af)
キックの鬼には勝てまい。
『STAND!』と『THERE’S A RIOT GOIN’ ON』(暴動)この2作はとかく有名で、70年代のロック雑誌ミュージックライフ等の広告ページにもよく掲載されていたので、記憶が鮮明に残っています。
今回初期の『DANCE TO THE MUSIC』を選んだのは、単に解りやすそうで楽しめそうなアルバムだったから。
これは正解でした。【ジェイムス・ブラウン】の流れを汲むタイトなファンキー・ソウル「ARE YOU READY」が最高にカッコイイのだ。曲調は60年代後期のブルースロック調、スリリングなオルガンとベース音がズンズンきてたまりません。ギターもメタリックでロック的です。女性コーラスの絡みもGOODです。
シングルヒットした表題曲の「DANCE TO THE MUSIC」はアルバムバージョンとボーナストラックとしてシングルバージョンが収録されています。
「DANCE TO THE MEDLEY」も「DANCE TO THE MUSIC」が基本のベースにある。ファズギターの使い方がロック的。カッティングギターやサックス、トランペットとの組み合わせが絶妙です。
手拍子が入っている「SOUL CLAPPIN’」は乗りが良いリズムの踊れる曲で楽しい。【オーティス・レディング】の「I CAN’T TURN YOU LOOSE」はヴォーカルのイントネーションが素晴らしい。コーラスはドゥーワップ調で聴き応え十分です。
しかし、この頃のスライ・ストーンは若いねぇ。体型も細身で小柄に見える。そのせいか
ファンキー・ソウルと言っても、重さはなく軽快です。顔は猿ですね。
免疫もだいぶ出来たようなので、次は本格的にジェイムス・ブラウンを聴き始めようかなと思います。
紙ジャケ攻勢。来月は【リトル・フィート】かな。良いお客さんになっちまってるなぁ、わたくし。。。。(笑)
(注1)
沢村忠→1970年代(だと思う)一世を風靡した日本キックボクシング界のヒーロー。毎週TBS系の夜7時のゴールデンタイムで放送されていた試合で、5R以内で必ずKO勝ちしていた強人。(宇宙人?)倒したタイ人は100人以上なはず。得意技は“真空飛び膝蹴り”
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