美しいメロディーと
美しいコーラスと
美しいハーモニー
そして人は美しい夢を見たがっている。
解散から10年を過ぎた【テイク・ザット】の復活劇は、2005年暮れのUKツアー全公演がソールドアウトという結果でスタートした。そして何とツアーの終わりには新作制作の発表がなされたのだった。
それから公約どおり、新譜が届けられた。タイトルは『BEAUTIFUL WORLD』。テイク・ザットの原点に帰ったシンプルで美しい言葉、しかし10年の重みを持って。。。
シングルの「PATIENCE」はUKにおいて4週連続No.1、アルバムも同時No.1を獲得。改めてテイク・ザットがUKにおいて愛されているグループであると言うことを知らしめたのでした。
もう全13曲、捨て曲無しの
分かりやすい耳に優しいメロディーを持った曲ばかりです。10年前の鮮やかさは無くなったような気もするけど、大人の落ち着きを感じます。
《I’D WAIT FOR LIFE》
♪僕たちがよくいった場所がある
よく見た顔がある
君が一緒に写っている写真がある
見つけ出したい瞬間がある
どこから始めていいのか
どうやって始めたらいいのかわからないけど
今でも君を愛していることはわかっている
君がどこにいて
どうしているのかはわからないけど
今でも君を愛していることはわかっている
この目を閉じたら
もうちょっと深く夢見ることができるだろう
だって君はいつも僕の心の中にいる
そうさ、いつだって僕の心の中に
いつまでもずっと♪
ピアノとストリングスが美しいスローバラード「I’D WAIT FOR LIFE」、大好きです。かつて愛した人に想いをはせる時、あの人は今何処にいて何をしているのだろうかなどと夢見てしまう時、やはりホロっと泣けてきてしまう。あの日あの場所で時間が止まっているからこそ美しい夢。
失恋中の弱さをさらけ出し復活を誓う「PATIENCE」、この微妙な心理状態を歌える感性は多分に女性的な部分だと思うのだけど、それを聴いて心を動かされる自分も多分に女性的なのでしょうか。
「SHINE」の輝きも、テイク・ザットのダンス(ステップ)と共に力強く歩けそうな気がする。(ビデオ良いですね)
ああ、言葉が足りなくて上手くは書けなかったけど、私はテイク・ザットが大好き。美しい物も大好き。そして美しいラブソングが大好き。死ぬまでこの病気は治らないだろうな。
美しい夢を見させてくれるテイク・ザットに感謝です。復活万歳!
このアルバムをチェックしてみる?
人気音楽blogランキングを見てみる?