《イギリスはスラウ出身の4人組のデビュー・アルバム。普遍的で伝統的なUKロック・スタイルはブリット・ポップの復活を思わせ、ギター・ロック界の新星としても期待される。プロデューサーはスミスやブラーを手がけたスティーヴン・ストリート。》~CDジャーナルより
歴史はまた繰り返されるのか。【ローリング・ストーンズ】や【セックス・ピストルズ】が出てきた時のような興奮を覚えずにはいられない。
ブラザーというバンド名でしっかりとインプットされていたものだから、突然のビバ・ブラザーへの変更には驚いたけども、今ではこちらの方がしっくりと来る。
アルバムとしては1曲目の「NEW YEAR’S DAY」と2曲目の「STILL HERE」を聴けば充分に納得。クラシックスタイルのUKロックですよねぇ。
疾走感よりも重量感重視。90年代ブリットポップよりもヘヴィ、そしてパブロック的な雰囲気もあると思う。
ヴォーカルの訛りが強い個性となっていて、如何にも悪ガキというイメージが付加価値として寄与している。
後はコーラス、“アーアーアー”とか“パーパーパー”とか“ウウーウー”とか、これらが出てくると“おっ、UKロックだなぁ”と思ってしまう。
ライブはサマーソニック’11で見ました。正直視覚的な記憶はほとんど無いのだけど、音楽は楽しかった記憶はあり。まぁつまり、王道ロックだったから、後に引かなかったのかなぁと…。
音楽(ロックンロール)だけで勝負するのは辛い時代になってしまったなぁというのは、どうしようもなくて、これはつまり皆、美味しい物(情報)食べ過ぎみたいな感覚だから。
オアシスみたいに、音楽以外で尖っているところがないとね、なかなか記憶には留まらない。
生き残れるかどうかは、セカンドアルバムの出来しだい。具体的にはバラード系のアンセムソングが創れるかどうかとかでしょうか。
Viva Brother/ Famous First Words