《ニューヨーク・ブルックリン在住だったクリスチャン・ズッコーニとハンナ・フーパー (女性)が、ある夏、他の3人のメンバー、ロンドン出身ソングライター&ギタリストのショーン・ガッド、L.A出身のアンドリュー・ウェッセン、L.A出身のドラマー&プロデューサー、ライアン・ラビンとギリシャのクレタ島にあるアート・レジデンシー (アートの勉強を住み込みで出来る場所)で出会ったのをきっかけにバンドを結成。2010年にはフローレンス・アンド・ザ・マシーンズのメンバー直々の誘いを受け、彼らのUS西海岸のツアーでオープニング・アクト経験もあり。2011年夏は、世界各国の有名フェスやコンサートに引っ張りだこ。イギリスのグラストンベリー・フェスティヴァルを皮切りに、シカゴのロラパルーザを含む夏フェス出演!フォスター・ザ・ピープルと共に完売の全米ヘッドライナー・ツアーを行ったりとライヴの毎日を送った。》~WARNER MUSICより~
タワーの試聴機の説明書きには“国内盤発売の予定はございません”と書いてあって、そんなことはねぇだろと思ったのだけど、聴いてみて即気に入ってしまったので購入。1か月前の話かな。(4月25日に国内盤発売決定しましたね)
何処かで聴いたことがあるような、明るいサンシャインポップ系のロック。ハッピーな気分になること請け合い。トーキング・ヘッズのデヴュー時のようなカレッジバンドぽい雰囲気もありますね。
アメリカ西海岸のカラっとした明るさと、東海岸ニューヨークの雰囲気もあるかなぁ。UKロックのような湿っぽさがない。リズムがバウンドする乗りの軽さ、これはフロアで嫌が上でも踊らされる要素あり。
フォスター・ザ・ピープルよりも曲調は素直で、ギターポップしてるから、パワーポップ好きにも支持されそう。
メインヴォーカルが出来るメンバーが複数いるようなので、コーラスに厚みがある。それがこのバンドの強みかな。ギターサウンドはキラキラ系。
女性ヴォーカルがメインの「Slow」は意外に打ち込み系のリズムで曲調はダーク。マンドリンのような楽器を使っているアコースティックなナンバー「
Cruel And Beautiful World」も良い。フリートウッド・マック風の男女混声ハーモニーです。
他「
Tongue Tied」「
Naked Kids」「
Spun」「
Love Will Save Your Soul」も好感度抜群な爽やかインディポップ。音をいじくり廻さずにシンプルなメロディー、ハーモニーとコーラス、ギターの音色の美しさを聴かせることに徹しているのが素晴らしい。そして踊れる。(笑)
サマソニ2012にも出演決定しました!!楽しみです。