長い間念願だった、ユーミンのコンサート。過去に何度か申し込んだけど落選続き、今回も駄目もとで申し込んだら、あっさりと当選。ぐは。しかもプロコル・ハルム付きだぜ!って事で11月29日パシフィコ横浜行ってきました。
2階席だから、まったりと紅茶飲みながら聴くかと思ってたら、パシフィコ横浜は飲食禁止だった。ここはライブハウスじゃなくて、コンサートホールだったんだ。マルーン5の時も来たのにすっかり忘れてた。ぐは。
2階席だけど、前が通路で空いてて見通し良しのポジション。ほぼ定時の開場時間で始まり、ユーミン登場。ピアノの弾き語りによる荒井由実時代の曲を20分近く披露。1曲目はデヴューシングルの「返事はいらない」だったかな。めちゃめちゃ、緊張していたみたいで声が上ずっていたり、ひっくり返ったりだった。
続いてユーミンの紹介でプロコル・ハルムが登場。彼ら単独の演奏で名曲の「グランドホテル」「パンドラの箱」「ソルティ・ドッグ」らを40分近く熱唱。バンドの中心はソングライターでヴォーカリストのゲイリー・ブルッカー。これがまた70年代時と変わらない、声の厚みヴォリューム感で圧倒された。この個性の強さアクの強さがプロコル・ハルム。オルガンを基調にしたロックバラードは正にユーミンサウンドのルーツと言えるものだった。
続いて、バックコーラスとバックバンドを従えたユーミン登場。MCで盛んにプロコル・ハルムから影響を受けた曲と紹介して「空と海の輝きに向けて」「翳りゆく部屋」などを40分近く熱唱。荒井由実時代の曲、松任谷由実になってからの初期の曲が多かったと思います。
続いて、ユーミン&プロコル・ハルムのコラボ。ユーミンの曲を英語詩を付けたゲイリー・ブルッカーが歌ったり、プロコル・ハルムの演奏でユーミンがリードヴォーカルを歌ったりしていました。「空と海の輝きに向けて」の英語詩、原曲と違った雰囲気に聴こえたから不思議。なかなか難しい面もあるけど、上手くメロディーに乗っていたと思う。ゲイリー・ブルッカーが自分の曲のように滑らかに歌っていたのが印象的だった。やっぱりメロディーやコード展開に共通項があるんだなと思った。
名曲の「青い影」ではゲイリーとユーミンが交互にリードヴォーカルを取り合ったりしていましたね。
アンコールは2回。トータル、たっぷり2時間20分楽しみました。そして、ユーミンのプロコル・ハルムへの敬愛振りを再確認したライブだった。
しかし、あんなに緊張してたユーミン見たの記憶にない。アンコール始まる前には、感極まって泣きそうになっていたし。
お客さんは30代後半から、40過ぎの女性が多かったみたい。20代は少なかったような。プロコル・ハルムに対しては名曲の「青い影」は知っているだろうけど、詳しくは知らない人が大半じゃなかったのかな。物販売り場でもプロコル・ハルムの所は、ほとんど人いなかったよ。
2時間でも、ユーミンにとっては一部の楽曲でしかない。まだまだ聴きたい曲はたくさんある。続きは別の機会で。