昨年のサマーソニックのステージで感激して、単独の参戦も決めてしまったゴティエ、赤坂BLITZ行ってきました。
久しぶりの赤坂BLITZだったけど、こんなに狭かったっけという印象だった。ほぼ真ん中の位置で観戦。
その前に前座の男女デュオ、テニスコーツを観た。アコースティックギターとピアニカというシンプルな楽器構成。女性リードヴォーカルは歌うというよりは、語るというスタイルだった。アコースティックな演奏とは裏腹に、ステージ全体を大きく使って、右左に移動していく。感情を押し殺したかのような歌い方に芯の強さを感じたし、舞台度胸に凄みを感じた。ある意味、体験したことの無いようなカルチャーショックを受けたなw。この先、記憶に留めておく必要がある人達かもしれない。
ゴティエは、サマソニではエンターテイメントの要素を受けたけど、今回はより音楽的な印象を持った。特に打楽器系のリズムを多様に駆使して、ギターもキーボードもリズム楽器の一種と化していた。背景の巨大スクリーンの映像が美しくもグラデーション豊かな映像で、楽曲を効果的に盛り上げていたし。
ゴティエ自身も、もう一台用意されていたドラムセットでドラム演奏を披露。これがまた、ダイナミックで楽しそうだった、というか元々ドラマーだったのかといわんばかりのテクニック(?)だった。
後半には、しっかりと積極的にオーディエンスも合唱隊として巻き込んでの盛り上がり。男子が低音、女子が高音に分けるというこだわり振りも。量的にKEANEやFUN.ほどじゃなかったけど……(^^;)
テクニカルでマニアックな一面を観てしまったというステージだったかな。パーカッション系主体のサウンドは、ギターロックやらレイヴやらエレクトロニカに慣れすぎてしまった耳には、偉く新鮮に映ることは間違いがないと思う。でもお洒落な所は変わらないですね。