初夏になると聞きたくなる曲 BEST10 PART2
1996年のミス東京の斉藤美香さんです。場所はお台場。PART1のつづきです私が独断と偏見で選ぶ、勝手に、初夏になると聞きたくなる曲 BEST10 PART2○第6位 松田聖子の「夏の扉」♪髪を切ったわた~しに 違う人みたいと~ あなたは少し照れたよう 前を歩いてく~♪フレッシュ フレッシュ フレッシュ 夏の扉を開けて わたしをどこか つれていってこの曲を聴くと、一瞬に高校時代にタイムスリップしますね~。アイドルが全盛だった高校時代に。聖子さん自体はそんなに好きではなかった私も、一連の歌は大好きです。この曲の鮮烈さと、リズム感と、わかりやすさは、聖子さんの歌の中でも群を抜いてますね。また、聖子さんでしか、この曲は歌えない。ほかの人が歌うとチープになる。初夏の太陽の下、気持ちよく洗車しながら聴きたくなる曲。○第5位 南野陽子の「話しかけたかった」♪風が踊る 5月の街で 輝いてる彼を 見かけたわ♪駆け寄って 話しかけ~たかった 気をひきたか~た 無邪気なふ~りしてまさしく5月の今の季節を歌った曲です。この時のナンノが1番可愛かったね~。♪跳ねた髪~、の所で、髪の毛を跳ね上げる仕草が、たまらなく好き。曲も、ナンノの曲の中では、ベスト3に入ると思っています。恥ずかしがりの女の子の心情を、ここまで赤裸々に歌った曲はなかなか無いですよ。のちに生意気とバッシングされたナンノが歌うから、更にいいですね(笑)5月の晴れた日に、街でイケてる人とすれ違った時に、聴きたくなる曲。○第4位 岩崎良美の「涼風」♪白い夏帽子 ひざの上において 型くずれ 直すふりして うつむいてる♪まだ 舌足らずの愛でしょう あなただって 戸惑うわ ついて行くわ 心は あなたに そよいでる岩崎良美のデビュー2枚目のシングル曲。岩崎良美の曲は「タッチ」しか知らないという人に、ぜひ聴いてもらいたい曲です。良美さんの初期の歌は、デビュー曲の「赤と黒」を始めとして、「あなた色のマロン」や「四季」、「I THINK SO」など、秀作が多いんですよ。ただ、同期が松田聖子や河合奈保子や柏原芳恵といった所で、やや地味の良美さんが割りを食ってしまった感はありますね。でも、当時はかなりの人気はあったんですよ。実力派の良美さんが現在、歌手として活躍出来ていない所に、歌謡界の貧困さや、芸能界の浅さを見てしまいます。もったいない。5月の異常な暑さに参った昼休みに、アイスを食べながら聴きたくなる曲。○第3位 原 由子の「花咲く旅路」♪鈴なりの 花を摘み 吹く風に 夏を知る♪なだらかな この なだらかな 名前さえ知らない坂だけど 咲く紫は 旅路を彩る「あじさいのうた」もいいんですが、初夏ならこっちかもと思ってセレクトしました。原ボー独特のほんわかムードと沖縄テイストが融合した、奇跡の一曲。この曲を聴くだけで、5月の熱い陽射しの下、爽やかな風がすっと吹き抜けるような気がします。原ボーの曲って、どれも優しさに包まれているんですよね。ユーミンの曲よりも(笑)これで・・・、これから先は書かないでおきましょう(ニヤリ)。旅先の途中のパーキングエリアの公園で、ご当地ソフトを食べてる時に聴きたくなる曲。○第2位 谷山浩子の「風になれ~みどりのために~」♪空に映れ 水に響け 空気に染まれ みどり♪おまえの その指に みどり~ あふれるもの~知っている人は知っている、胃薬(サクロン)のCMソングでした。CMが緑たっぷりだったので、初夏のイメージに合うんですよね。谷山浩子さんと言えば、アラフォー世代のラジオ好きならご存じだと思いますが、ビートたけしさんがオールナイトニッポンの1部を担当していた時の、2部のパーソナリティーでした。ついでに聴いてた人も多いんですよ。私もそのひとりですが、大概、午前3時半頃には寝てました(笑)。このメルヘンチックな曲調としゃべり方が、心を潤してくれるんですよ。これで・・・、この先は書かないでおきましょう(ニヤリ)。公園の池で、鯉にエサをやりながら、ふと聴きたくなる曲。○第1位 松山千春の「大空と大地の中で」♪果てしない 大空と 広い大地の その中で いつの日か 幸せを 自分の腕で つかむよう♪こごえた両手に~ 息を吹きかけ~て しばれた体を あたためて~北海道で生まれ育った松山千春さんでなければ、誕生しなかった曲。まさしく、地域に根付いた人の内側から溢れた、魂の一曲と言っていいでしょうね。以前、某所でバーベキューをやっている時に、小島一慶さんの「100万人の日曜日」というラジオ番組へ、この曲をリクエストして、かけてもらったんですが、まあ、自然の中で聴く「大空と大地の中で」は、ジャストヒットしすぎて鳥肌が立ちましたよ。その時、バーベキューに参加していた知り合いの子供(小学生)が、「この曲、学校で合唱で歌ったよ」と言いながら流暢に歌うんで、びっくりした記憶があります。北海道の大地と青空の中を旅して、美味しいモノを食べながら聴きたくなる曲。このほか、初夏に合う曲として、スピッツとか、フリッパーズギターとか、ゆずとか、スキマスイッチとか、THE BOOMの曲とかあったんですが、私らしくアイドルの曲を中心にセレクトしました。初夏の曲って、だいたいが旅をする(したいなあと思う)曲なんですよ。秋も確かに旅の季節ではあるけれど、閉じこもりがちな冬が終わって、花が咲き誇り、あらゆるものが活動的になる初夏こそが、本当の旅の季節なんでしょうね。自然の摂理か…。私もそろそろ旅に出ようかな。あなたは初夏になると聴きたくなる曲って、ありますか?最後に一句 「初夏に食う 冷やし中華と 新入生」前出の井の頭公園の撮影会に参加していた、モデルの斉木佐優里さんです。緑の中に咲くポピーのよう。