こきっつぁんのミュージックダイアリー 「7月31日・土用丑の日」
音楽でつづる日記、ミュージックダイアリー。今日、7月31日の日記には、どんな曲がおさめられているんでしょうか?それでは、ページをめくってみましょう。今日、7月31日は、YBSの吉岡秀樹アナウンサーの誕生日であると同時に、今年(2009年)2回目の土用丑の日です!実は、1年に2回、土用丑の日が来るのは珍しくないのです。土用(立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間)の期間の始めのほうに、日の十二支の「丑」が来ていれば、後半にまた巡ってくるのです。まあ、1年に2回も、ウナギを食べる口実が出来るのはいいことじゃないですか。フトコロは痛みますが(笑)。15,6年前の話。当時、建築関係の仕事をしていて、建築現場に通っていた私は、毎日、母親にお弁当を作ってもらってました。あつあつのご飯と味噌汁が食べられるように、保温のジャーに入れてもらって。ある年の土用丑の日。私がウナギ好きであることを知っていた母親が、よりによって、その保温のジャーのご飯の器の中に、冷凍モノのウナギの蒲焼きを入れてくれてたんですよ。まあ、母親なりの私への心遣いでしょう。おかげで、ご飯のジャーが、ウナギ臭いことウナギ臭いこと(笑)。しかも、ご飯を保温する為の湿気で、ウナギがブヨブヨになってしまって、マズすぎて食べられない。泣く泣く捨てましたけどね。あれ以来、冷凍モノのウナギは食べられなくなってしまった。というか、一発で冷凍モノのウナギを見破れるようになってしまった。母親の心遣いが良かったのか悪かったのか、私はまだ判断出来ずにいます(笑)。ウナギって、凄く不思議な生き物なんですよね。淡水でも海水でも平気だし、短い時間なら陸上(泥の中)でも生きられる。生け簀に入れておくと、絶食したまま半年も生きていられる。生態も、実はよく分かっていない。太平洋(フィリピン沖らしい)で産卵し、孵化した稚魚が、なんで日本の河川まで旅をするのか? 不思議…。また、料理法も、初めは「蒲焼き」の名の通り、ぶつ切りにしたウナギを蒲の穂に見たてて、串に刺して焼いたものだったのに、いつ頃から、何をきっかけに、身を開いてタレを漬けて焼くものに変わっていったのかは分からない…。そんな生命力旺盛で、摩訶不思議なウナギを食べて、その能力をあやかろうじゃありませんか。横山まさみち先生のマンガ「やる気まんまん」に出てくるウナギのように。おっと、あれはオットセイのオット君か(笑)お送りする曲は、吉岡アナが敬愛する渡辺美里さんの「サマータイムブルース」です。吉岡さん、誕生日おめでとうございます!