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周南市議会は14日、県内の市議会議長らが集まる県市議会議長会の総会で、
原子力発電所の新設、増設計画を中止・凍結する議案を提案したが賛成少数で否決された。 周南市議会は今年5月、県内の議会のトップを切って 上関原発計画の中止を求める意見書を可決している。 14日下松市で開かれた県市議会議長会の総会に提出した議案では 「現状では原発の安全性の確保が困難であるため原発の新設、 増設計画を中止・凍結すること」を求めている。 議長会で宇部市議会・杉山孝治議長は 「議案本文の中止・凍結の表現があることは宇部市議会としては賛同しかねる」 柳井市議会・中次俊朗議長は 「意見書は山口県市議会議長会から提出されるものであるので 県内議会の大方の理解、了承が得られる内容であるべき。 以上の理由により議案第2号の意見書に反対する」と述べた。 福島第一原発事故を受けて県内の市や町の議会では原発計画の中止や 凍結を求める意見書を可決しているがその表現は自治体ごとに違う。 採決の結果、周南市議会だけが賛成し、賛成少数で否決された。 周南市議会・米沢痴達議長は 「それぞれの市でそれぞれの事情があると思う。 その結果が票決に現れたと思うが私たちの意のある所は くみ取ってもらえたのでは」と話していた。 県市議会議長会では議案の採択は全会一致が通例とされていて、 1985年以降議案が否決されたのは初めて。 [ 10/14 19:58 山口放送] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月15日 02時17分24秒
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