DR. きぎ こういち のレトリート 　　　　　　　　　（RETREAT）

11月9日～10日は京都に出かけました。鴨川べりを荒神橋～出町まで散策した後、タクシーで「法然院」に向かいました。

法然院は鎌倉時代初期に活躍し、専修念仏で知られる法然上人ゆかりの寺です。法然はあることが原因で後鳥羽上皇の怒りを買い師弟ともども罪人となってしまいます。四国に流罪（弟子は死罪）となっている間に荒廃してしまった法然の草庵を、江戸時代になって知恩院の和尚とその弟子が念佛道場として伽藍を作り復興させたのが法然院の始まりだそうです。もともと浄土宗の流れを汲む寺院ですが現在は宗派の組織に属していない単立宗教法人となっています。

小さな寺で、本堂では法要が行われていて、入れませんでした。紅葉にはまだ早く、観光客は少なめでした。茅葺きの山門から垣間見える竹林はとても印象的な景色で、ふらっと立ち寄って みたくなるお寺です。伽藍の中には入れませんが境内や参道には入れます。境内は無料でした。

わたしはその昔、この近くにあった予備校に通っていました。思い出の場所です