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球児君なしでは生きていけない

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2007年08月07日
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カテゴリ:あの日あの時
2003年4月11日。
もしかしたらこの日に藤川球児はブレイクしていたかもしれない。

この日、あと1球コールが起こる中、「ピッチャー藤川」がコールされた。
7-1。楽勝のはずの展開で悪夢は起こった。

肩の準備をするには十分時間があった。
しかし・・・心の準備ができていなかった・・・

名将星野が、一瞬にして、迷将星野に変わった瞬間だった。

タイムリーをうたれ、後藤に3ランをうたれ・・・同点にされた。

2ストライクから、交代はないと思っていたところに登板というのはかわいそすぎた。
星野監督は、藤川を今後、抑えに使う予定だった。
だからこその決断だった。吉野に不安があったから、あと1球で交代させたのだから。。。

でも、この試合が、のちのキーポイントとされたのだから酷な話だ・・・

一部で、この3ランが、本塁打厳禁の原点をされているが、このホームランではない。

いろんな意味で2003年の優勝の分岐点だったかもしれないが、球児くんにとっても分岐点だったかもしれない。
あの時点で抑えになっていたら、並みの選手で終わっていたかもしれない。
山口コーチの助言もなければ、伝説のストレートも存在していないかもしれない。悪いフォームのままなのだから・・・

抑えていたら・・・打たれたから・・・ではなく、まだ未完成の球児くんのままでは今の球児くんはいない。





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Last updated  2007年08月07日 22時25分56秒
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