1384845 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
Sep 28, 2023
XML
カテゴリ:登山・ハイキング
連日、30℃を越す残暑のなか、山梨と静岡の県境の山、毛無山塊の雨ケ岳(あまがたけ)へ出かけた~山仲間でありヨガ仲間でもあるK口さんも一緒だ。富士市内を走行中、雲に隠れてまったく見えなかった富士山富士山も朝霧高原を横断する国道139号を走るころには、雲が切れ全容を見せてくれた。オーケーススキの銀穂を眺めつつ井之頭小学校、根原(ねばら)分校の先を左折、すぐの有料駐車場(300円)にクルマをデポ駐車場スタートする~歩く人歩く人歩く人

ここは、標高1000m付近、気温24℃、初秋を思わせる涼しさと共に秋の花が迎えてくれた~グッド
ツリフネソウや、、

セキヤノアキチョウジ(シソ科)
林の縁に美しい青紫の花をさかせていたがやや盛りを過ぎていた~ウィンク





ツルニンジン(キキョウ科)
ツル性の草でほかの木などに巻き付いて咲く。似た花にやや小ぶりなバアソブ(キキョウ科)に対して
別名、ジイソブの名もある~ソブとはソバカスのことで花の中の紫の斑点を老人の顔のしみに見たもの!





ツルニンジンの花は大きく直径4cmほど~広鐘形で、先は浅く5裂し、裂片は反り返る。外側は白緑色で内側には紫褐色の斑点がある。花柱の先が大きくふくれて3裂し、裂片の幅が広いのがツルニンジン属の特徴のひとつ(山渓ハンディ図鑑より参照)





ヌスビトハギ(マメ科)
どこでも普通に見られる野草~小さく地味な花である。





大きなA沢貯水池から仰ぐ雨ケ岳は雲の中!山頂からの富士山富士山は拝めそうもないか~ウィンク






雨ケ岳は隣の竜ケ岳とともにボクの好きな山!スマイル
最後に雨ケ岳を登ったのは、山行記録を見ると2016/7/14だった~その頃にはなかった公衆水洗トイレがA沢貯水池の東側にポツンと建っていた!近くにいた農家のかたに聞いたら5年ほど前に建ったらしいが、清潔そうで小綺麗だが、この場にちょっと不似合な立派すぎるトイレとも云えそうだ?






道標に導かれて、背丈の高い草原を行くと目立って多く咲くのは、、

チカラシバ(イネ科)
花の穂には紫色の毛がたくさん見られる。背丈は50~70cm、まとまって咲くので意外に美しい!
根が強くて簡単に引き抜けないのでこの名がついたと云われる。ウィンク





この花も多く見かけた~帰宅後、図鑑で調べてみたが花名がわからない~?
アキノタムラソウに似ていなくもないが、、、?





山道に入り、緩やかに植林帯を登り空沢を渡り、岩屑の多い自然林を歩くようになれば端足峠(はしたとうげ)は近い~山道の両側の笹が深くなったところで端足峠(1265m)に到着~グッド






以前は、峠から富士山がすっきりと見えたものだったが、周りの木々の背丈が伸びたのと、まだ落葉していないので隠れてみえない~竜ケ岳方向へ30mほど移動して富士山富士山の全貌を見ることが出来た~






眼下には、先ほど通り過ぎたA沢貯水池も眺められる~ちょき





端足峠からは、やや登りいったん下った後、段差の多い急な登りが始まる~歩く人歩く人歩く人
振り返って見えた丸こい山頂の竜ケ岳!





歩いていると赤い実が所々に落ちている。見上げればウラジロナナカマド(バラ科)が早くもいっぱいに実を結んでいた!葉は紅葉し、すぐ落ちるが実はいつまでも残る~いい風情である!グッドグッドグッド







急登もいったん止んで、標高(1630m)付近で平坦な尾根となり、再び富士山を見ることになる~下界が箱庭の如く見えて展望がすばらしい!!この頃はまだ富士山も見えていたのだが、、





再び、始まる急な登りでは、タカデッキも流れるガスに隠れがち~





陽が射したり、翳ったりだが~山頂は近い!オーケー
今日、好調なK口さんの足取りは軽い!ボクは追いつくのに精いっぱいだ~







雨ケ岳(1772m)山頂着~本来ならば真後ろに見える富士山は下山するまで雲の中だった~ウィンク

ふたりとも汗でビッタリのTシャツを早々に着替えて遅めのランチタイムを摂るおにぎり





タカデッキ方向は相変わらずの展望不足、静岡県側のガスが終始切れることはなかった~しょんぼり





頭上は抜けるような、目の覚めるような青空なのに、、グッドグッドグッド
山頂に多く見られるダケカンバ~あと半月もすれば見事な黄葉にかわるのだろう~きらきらきらきらきらきら





笹原に隠れるように立つ三等三角点標石~オーケー





小広い山頂でのんびり1時間、ランチタイムを摂る~まだ交通規則がそれほど厳しくないころは、山頂での缶ビールが楽しみだったが、今はそれもご法度~そうだ、これからはノンアルにしようかオーケー





さて、雨ケ岳山頂から笹原を北に下る山道(北尾根)は思った以上に明瞭である~この近辺だけかも知れないが、、、15分ほど下って下見をしてきた!ぐーぐーぐー






雨ケ岳山頂から北側に派生する尾根からの登路があることは、数年前に、静岡市在住のN野さんの著書を読んで知った。登路は、本栖湖畔から仏峠に登り、南方向へ尾根沿いに、途中の御飯峠(ごはんとうげ)から始まる標高差450mの急登は踏み跡も薄く読図が要求される熟達者向きだとある。いわゆる一般コースではないので、宿題として残しているが、今年こそ秋の紅葉まっさかりの頃を狙って歩いてみたいと思っている~ウィンクもっと脚力、体力をつけて、、、!!

北尾根の下見を終えた後、下山にかかる~歩く人歩く人


秋の味覚、キノコを随所に見ながら~オーケー





笹原をいっきの下り~歩く人歩く人





樹間から垣間見えた本栖湖~左に突き出た岬は長崎か~?





再び、夕陽の射しこむ端足峠に戻ってきた~思った以上に時間を要し、遅い時間になってしまったが、、





霊峰、富士はすっかり雲が取れて荒々しい山肌を見せていた!あと半月もすれば初冠雪か!ぐーぐーぐー
富士山はやっぱり雪がないと今一つ物足りないものだなぁ~しょんぼり





帰路、クルマから降りてシャッターを押したくなった!
開拓道路から見た夕富士!なんと優美なんだろう~グッドグッドグッドグッドグッド



今日は、久し振りに、天母の湯(1時間・410円)で汗を流してサッパリ~良い心地で帰途についた~車

隔世の感ありと云うのだろうか、7年まえに来た時は、根原から雨ケ岳を2時間で往復後に、端足峠から
竜ケ岳を25分で登っている。(山行記録より)7年前と云えば71才まだ余力があったのだろうが
今では、そんな気力も体力もない!寂しい気はするが達成感に変わりはない!ボクにとって山はやっぱり元気の源、生きている証しであるスマイル山人生60年、山の終活ではないがまだ残している宿題も多い~
まだまだ旅の途中である!ぐー

<参考コースタイム>
根原駐車場9:00~9:20A沢貯水池~10:35端足峠10:45~13:25雨ケ岳14:20~15:45端足峠15:50~16:45A沢貯水池~17:05根原駐車場

  歩数計→18900歩   2.5万図 精進





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Oct 2, 2023 03:20:56 PM
コメント(5) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.