テーマ:今日のバレエ(62)
カテゴリ:今日のバレエ
初日にふさわしい大変活気のある華やかなバレエでした。
ところが、今日の席は前から数列目のセンター、 ソトニコフさんの頭に隠れ、華麗な足捌きを十分堪能できないという 憂き目を見ました(>_<)残念この上ないという感じです。 ○主な配役 キトリ/ドゥルシネア姫:タマラ・ロホ バジル:ホセ・カレーニョ ☆第一幕の見どころ(私から見た) それにしてもロホはどんな配役でも妖艶です。 広場でのソロもテンポ良く決め、ポーズも決まっておりました。 カレーニョは精悍と言う言葉がまさにふさわく 私のお気に入りのダンサーの一人です。 パ・ド・ドゥでの片手のリフトも 2回目はやや不安定ながらも無難に決め 比較的長めの滞空に周囲から歓声が沸き起こっておりました。 全体的にはミンクスの音楽に乗り、 二人とも重心を低めに踊っていて、 とても陽気でかっこいい一幕でした。 ☆二幕の見どころ これは言うまでもなく、ロホとカレーニョのパ・ド・ドゥ。 ポイントを簡単にご説明申し上げます。 ・ロホの片足でのポアント 最初のパターンのポアントはふらつきが見られたものの、 かなりの時間、静止していたように思います。 しかし、あまりに前の方の座席で、よく見えすぎたのか 不安定さが目に付きました。 しかし、2パターン目の正面を向くタイプのポアントは圧巻、 会場からも大きな歓声と拍手が聞こえておりました。 いったいニーナとどちらが長いのでしょう。 ・カレーニョのピルエット 相変わらず、エレガント、吸い込まれてしまいそうな 優雅さです。手、脚の回転が非常に滑らかでした。 そして、最後は高速スピンを披露しておりました。 ・フィッシュダイブ ブラボーと声をかけたくなるほど、息が合っていて そして、迫力もありました。 ☆エンディング 拍手の嵐、そして自信に満ち溢れたお二人の表情がとても 輝いておりました。 私はと言えば、人間は努力すればそれぞれの頂点に行き着くことが できるのだと改めて痛感させられたのでした。 大変雑駁ではございますが、 なかなかバレエフェスでないと拝見できないコンビの実現に 感謝して、本日の感想を終えたいと存じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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