1年前にDeepSkyStackerに出会って、格段に画像が良くなった気がして、
かなり満足をしていたのですが・・・
DSSと出会って何が良くなったのか。
ひとつは、短時間露光でも枚数を重ねたら星雲が浮かび上がること。
もうひとつは、周辺減光などをキャンセルできる(フラット補正ができる)こと。
本来、枚数を重ねることによってノイズも減少するはずなのですが
思ったほどノイズが減らず、というか逆にノイズが増える場合もあり、
Q-何故コンポジット処理をするのか
A-n枚重ねることによって、ノイズは2のn乗分の一に減るから
ということは今一つ実感できていません(^^ゞ
とはいえ、DSS以前の私の写真が劇的に変わったことは間違いないわけです。
それでも、天体写真の上手な方は、
これでもか!というほど淡い星雲を上手に写してらっしゃいます。
どういう撮り方をすればああなるのか??と、ずっと考えていましたが・・・
最近、フォトショップで、レベル補正だけではなく
もう少しいろんなことができるようになってきました。
そうしたら!!!
ぎょしゃ座のIC410とIC405 posted by
(C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90 D90f407RD
Astronomik CLS CCD EOS Clip
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 10分×6(RAW)
DSS (L6 D2 F80 DF80 B32) StandardMode AverageStack Sat15%
AdobePSCS2で色調・彩度・出力レベル調整
NeatImage
2014.09/27自宅庭より撮影 の画像を再処理
ちなみに、これ↑は昨年撮影した画像です。
下↓は、左から順に、DSSと出会った直後の画像。
真ん中が画像処理用の写真(フラットフレームなど)がある程度上手くいきはじめたころ
右端が今回の画像処理です。
この1年間の進歩 posted by
(C)ホシミスト_3013
ちなみにDSSと出会う以前の画像は
こんな感じでしたよ。
何をやったかというと、フォトショップで、
トーンカーブがいじれるようになったこと(elements6 ではなく CS2を手に入れました)
もう一つは恒星の光を抑えて(マスクして)処理ができるように
「なりつつ」あること。
(やり方がびしっと決まっているわけでなく、どの画像も試行錯誤を繰り返しています)
DSSが目的地なのではなく
DSSは目的地にたどり着くための道への入り口のドアにすぎなかったんですね。
デジタル画像は、フィルムと違って、
コンピューターの中での奥が深い・・・・・
ところで、ようやく体のだるさが取れつつあります。
1週間続きましたよ・・・まるでインフルエンザみたい。
今日の朝までは本当にきつかったのですが
午前中のうちに、仕事の元気を絞り出す、から
元気があふれるようになった、と感じました。
今朝から飲み薬を変えたから、ではないことを祈ります(^^ゞ