先ほど自宅に帰ってまいりました。
秋は出張シーズンです。今月は土曜の夜に自宅にいられるのは1回しかありません。
というわけで、珍しく予報をアップした、
月の後ろにおうし座の一等星「アルデバラン」が隠れるアルデバラン食、ですが
ばっちり出張と重なってしまったわけです。
ところが、この出張と重なったことは、今回ばかりは、
「幸いなことに」出張と重なった、ということなんです。
シミュレーションによれば、大分では少々の山に登っても、
(標高が高いところだと、平地より早く月の姿を見ることができます)
月が昇ってきたときにはアルデバランはもう月の後ろから出てしまっているのです。
ところが・・・
今回の出張先「名古屋」でシミュレートすると、
さすが大分から東へ540km離れているだけあって、大分より少しだけ早く月が昇ってきます。
アルデバランが出現する瞬間を、名古屋なら見られそうだったんです。
そういうわけで、持っていく機材を選んだのですが・・・
撮影のために出かけるのであれば、機材を先に選ぶのですが、
さすがに仕事のために出かけるわけですから、
仕事に必要なものをまず鞄に詰め込み、
その隙間にカメラ類を入れるしかないわけです。
もちろん最初から望遠鏡を持っていこうという頭はありませんでしたが、
一番困ったのが三脚。
この状況で鞄に入る三脚は、ちょっと貧弱なんですよね~~~。
そういうわけで、多少ぶれた写真になってしまいました。
2015.10/02のアルデバラン食の出 posted by
(C)ホシミスト_3013
Tamron 70-200mmF2.8 + Kenko 2xTeleplus
Canon EOS Kiss X7i
Photoshop PSCS2で手動アラインメント、ピクセル等倍トリミング、シャープフィルター
中央の写真はアルデバラン出現の瞬間(21時16分26秒)
左の写真はその2秒前(21時16分24秒)
右の写真は出現の1分少々後(21時18分08秒)
の撮影です。
一応
動画にもしてみました。
https://youtu.be/S4xjwSDCecU
実はこの時刻、翌日の準備を各グループごとに分かれてやっている真っ最中でして、
同じグループの上司や同僚に、激しく断わりを入れて、
撮影のために中座することを許してもらいました(^^ゞ
なお、この出張期間中に、ほかのグループの方たちで、
私が突然カメラを持って消える姿を目撃した方たちには、
こういうものを撮っていました、という写真と動画をお見せして
まあそういうことなら仕方なかろう、と、
そこまで星が好きなのかと半ばあきれられながらも、許していただきました。
心の広い先輩・同僚・後輩に囲まれて、
幸せな私です(笑)
なお、昨夜は仕事が終わってホテルの部屋に帰ったのが23時ごろ。
そのまま眠ってしまい、ブログを書くことができませんでした・・・