青森愛犬美容専門学院

みなさま、こんにちは
今日は夏らしい１日でしたね
夏といえば、ねぶた祭開催まで１カ月を切りましたね
弘南鉄道では、金魚ねぶた電車が運行されています
金魚ねぷた列車は2020年に新型コロナウイルスの影響で中止になった弘前ねぷたまつりの代替行事として始まり、今年は350個の金魚ねぷたが電車の中を彩りました
とても幻想的ですので、是非みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか



さて、本日のブログは先月６月２５日（日）に西目屋村で開催されましたＮＰＯ法人救助犬訓練士協会様主催の国際救助犬試験の様子をお伝えしたいと思います
県内外からハンドラーと救助犬１９頭が出場し、山林で要救助者を捜索する広域捜索試験と、ハンドラーの指示に従う服従試験が実施されました



広域捜索試験の様子は下記をクリックするとご覧頂けます

​​​​⇒★広域捜索試験の様子​★​​​

今回のブログでは服従試験の様子をお伝え致します
まずはじめに、災害救助犬とは、人間以上の優れた嗅覚を生かして、自然災害などで倒壊した建物の瓦礫や土砂の中から要救助者を探し出す捜索活動を行う犬のことをいいます



災害時、被災地で活動する災害救助犬は常に危険と隣り合わせで行方不明者を捜索します
共に捜索にあたるハンドラーは、災害救助犬を危険から守るという使命を持っています
そのため、災害現場で出動した際にどんな状況でもパニックにならず、冷静にハンドラーの指示に従って確実に作業が出来るかを審査する為に、服従試験があります



西目屋小学校様の校庭にて試験は行われました
脚側行進や停座と招呼、伏臥（伏せ）、群衆、移送など、様々な課題があります
青森愛犬で、動物教養学をご担当頂いているＮＰＯ法人　北東北捜索犬チーム理事長の岩本先生も、相棒のもみじさんと出場しました



授業でも服従や捜索の訓練のデモストレーションを行いましたが、試験中のもみじさんは岩本先生から目を離すことなく、大きな試験で沢山の課題をしっかりクリアしていき、しかもその姿が楽しそうで、それを見た生徒さん達は「ストレスを感じずに楽しそうに指示通り動いていて、すごい」と感銘を受けていました



また、国際救助犬試験では犬だけでなく、ハンドラーも評価の対象となります
訓練や試験がストレスと感じないように、日頃の訓練も、出来たらたっぷり褒めたり、遊んだりして、「指示通り出来たら良いことがあるんだ」と認識させてあげたり、訓練で使用しているボールなども「それが欲しい・遊びたい・やりたい」という意欲を大切にし、犬が楽しくワクワクするような訓練を組み立て、訓練を積み重ねる事でハンドラーと救助犬の信頼関係が生まれるのだと感じました


【瓦礫の中でも、座れ、待てが出来るかの審査です】

出場されたハンドラーや救助犬はみなさん素晴らしく、特に1年生のみなさんは、災害救助犬の活動を見る事が初めてでしたので、その姿に終始圧倒されていました



1日の最後には、広域捜索試験と服従試験の表彰が行われました
広域捜索試験の第一位は、岩本先生ともみじさんペアでした



岩本先生はＡ段階という上級のクラスで、大変な試験でしたが見事1位に輝き、もみじさんも誇らしげな表情ですよね



犬と人間とでは、「言葉を交わすことができない」という点を乗り越えなければなりません
訓練を通して、ハンドラーは犬とのコミュニケーションを図り、信頼関係を築いていきます
改めて、日々のふれあいや訓練の積み重ね・継続が重要か改めて学ぶ事ができました



生徒のみなさんも、最後に撤収作業を協力して行いました
途中大雨に打たれましたが、衛生処理やホワイトボードの記入など最後まで元気に試験のサポートに取り組んでくれました





岩本先生、このような貴重な機会をありがとうございました
生徒さん達も、なかなか経験する事のない体験ですので、視野が広がり学ぶ事が沢山あったのではないでしょうか
近い将来、動物職に就くみなさんが、毎日の授業や日々動物と触れ合う中で、卒業後にも活かせるように頑張っていきましょう




本日のモデル犬のご紹介

コーギーのももちゃんです
ももちゃんのチャームポイントは、麻呂眉です
何か言いたげな表情がまた可愛いんですよね
トリミングも最後まで頑張ってくれましたよ



お次は、トイプードルのあんこちゃんです
おっとりとした性格の女の子
トリミングもスムーズに行えました
トリミング後は生徒さんと仲良く遊んでいましたよ
お家でゆっくり休んでね



ももちゃんあんこちゃん
またのご来校お待ちしております


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【静岡県　その小さないのち守りたいプロジェクト様から頂いた保護っこさんのお写真です】

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