青森愛犬美容専門学院

今日は、ワンちゃんの健康管理について取り上げてみました。

私達人間は、年に一度の健康診断や、体調が悪いと誰かに相談してみたりしますが、ワンちゃん達は私達人間に「今日は頭が痛いんだよ」とか「今日は気分が憂鬱なの」など伝えることができません。
ですから、いかにワンちゃん達の様子に気づけるかがとても大切になるのです。

ここでは、知っておくとためになる病気についてご紹介します。


結膜炎

ワンちゃんの目は輝いていますか



ワンちゃんも人間と同様、結膜炎が悪化すると角膜炎になることがあるので注意しましょうね
まばたきが多かったり、前足でこするようなしぐさがあったり、黄色がかった目ヤニが出るようなら動物病院で見てもらうことをお勧めします。


歯周病

ワンちゃんの歯は輝いていますか



ワンちゃんも人間と同じで、歯垢・歯石などがたまるのです。
歯周病はとっても怖い病気で、悪化すると細菌が血液を通じて心臓や他の部位に感染してしまうことがあります
日頃のワンちゃんの歯のケア大丈夫ですか

最近は、歯磨き効果のあるおやつもありますので、使ってみるのも一つの手段です。
が、これだけではもちろん防ぐことはできませんので、歯ブラシしてみましょうね。
人間も歯磨き効果のあるガムを食べていても、歯磨きは必要ですよね。



何もつけていない歯ブラシで、歯の根元から先端に向けて磨きます。
歯肉炎を起こしていると歯を指で押すとグラグラするので口内のチェックも大切ですね
歯肉のマッサージをするのも効果的ですよ


流涙症

涙の通り道（涙小管・鼻涙管）が詰まってきたり、生まれつき狭かったりすると、常に涙があふれた状態になるのが流涙症です



目の周りが涙で常に湿っていることで、皮膚炎をおこしたり、被毛が赤褐色に変色（涙やけ）になります。

涙やけの予防として、気になる部分の涙を温水で濡らした脱脂綿で拭きましょう。
また、涙やけを防ぐ効果のあるローションを使用してもよいでしょう


肛門嚢炎

肛門嚢内にたまった液に細菌が感染するのが肛門嚢炎です



肛門をしきりになめたり、床に肛門をすりつけるように歩くしぐさが見られると肛門嚢炎の疑いがあります。

日頃の、肛門腺絞りを行うことにより予防できるので、トリミングに行かれた際にはお願いしてみるといいと思います

これから暑い日が続くと、人と同じでワンちゃんも体調を崩しやすくなります
日頃、ワンちゃんの様子を細かに観察することにより、少しでもワンちゃんの健康を支えてあげることができます。
この機会にワンちゃんの日常のケアを見直したり、お手入れを追加してみたりしてはいかがですか

その先には、愛犬との楽しい毎日が待っているはずです。
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