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カテゴリ:起業
本日、今まで契約していた不動産ブローカと再契約しました。 アメリカの不動産業界の日本との違いは、 (1)不動産の仲介業務を行うものは、必ず州のライセンスを保持していること (2)このライセンス保持者は、必ずどこかの不動産ブローカに所属していること というのがある。 (1)の資格を「セールスパースン」といい、通常、エージェントと呼ばれ、、そして(2)のブローカは、また別のブローカライセンスを持った会社または個人で、全てのエージェントは、そこに所属したり、契約したりしながら不動産仲介業務を行うことになる。 つまり、日本と違って、資格を持たずに仲介業務をすることは出来ないし、またその上の資格を持ったブローカに所属しないと、同様に仕事ができない。 仲介業務のあらゆる面で、エージェントとブローカ、それぞれの責任が厳しく追求される仕組みが出来ていることになる。 今まで、腰掛け的にあるブローカに所属する形にしていたのだが、もともと一緒にやろうとしていた人間が、なかなかブローカライセンスを取得できず、ずるずるとこのブローカに居続けてきた。 今回、もともと一緒にやろう、と言っていた人間がやっとブローカライセンスを取り、そちらに移籍するかどうか考えたのだが、結局、今の自分の立場、実力と、この2人のブローカの状況を考えた時に、移籍せずにこのまま今のブローカに留まった方がいい、という結論を出した。 再契約にあたって、当のブローカと雇用条件(正確には、独立コントラクターなので、契約条件)を話し合い、今までのブローカ手数料を約20%値下げしてもらうことで合意。 これで、年間の不動産エージェント資格の維持費は今までの年間20万円以上から約15万円になったし、何らかの売買取引が成立した場合のブローカフィーも約6万円から5万円になった。 基本的には仲介料(コミッション)は100%私がもらえるので、数千ドルのコミッションに対してのこの数百ドルというのはほとんどタダみたいなものである。 その上、今までは腰掛けだと思っていたのでほとんど日常的には接触がなかったのだが、これからは正式な「契約社員」として、このブローカのミーティングに出たり、名刺を作ったり、Webサイトをもらったり、ということで、今までよりは少し本格的にエージェント業務を続けようと思っている。 こんなことをこのブログに書いていたら、たった今、また別の友人から電話。 なんでも、その友人の知人が日本に急遽帰国することになり、家の処分を相談したいらしい。 明日、話を聞くことになった。 徐々に、徐々に、不動産エージェント業務が拡大しつつある。 うれしいことだ。 再度、書きたくなった。 「持つべきものは『友』」 感謝!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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