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カテゴリ:面白おかしい話
皆様、HAPPY HALLOWEEN!!!!!
ということで、本日10月31日はハロウィーン。 日本では、ようやく最近になってから製菓会社やケーキ店などが 関連商品を期間限定で販売するようになったが、 未だ一般に浸透しきれてない様子。 しかし、私にとってハロウィーンは、 記憶の1ページを堂々と占める思い出深いイベントなのだ。 幼稚園~高校時代をインターナショナル・スクールという環境で 過ごした私は、毎年この時期を迎えると、 『今年は何になろうかなぁ~?』と数日前からワクワクドキドキ。 仮装であれば、別にホラー系でなくても良いので、なんでもあり。 チャイナ服に身を包む女生徒もいれば、 仲良し4人同士がアダムス・ファミリーを演じることもあった。 また、カップルでお互いの仮装をする者も。 つまり、彼氏は彼女の服を着て、彼女は彼氏の服を着る。 これって、仮装じゃなくて、女装・男装やん!って突っ込みたくなったけど(笑)。 別に学校が休みになるわけでなく、仮装して授業を受ける以外は なんら変化もない一日を過ごすのだが、 いつもと違う雰囲気に包まれた学校はとても楽しかった。 特にまた、私の学校の先生方もノリが良くて、生徒以上に 張り切って仮装してくれていたのだから、なおさら。 とにかく、ハロウィーン当日になると、学校は大コスプレ会場と化するのだ。 きっとご近所の方々は、『一体何が起こったん!?』と困惑していただろう。 さて、私が高校3年生の時。 卒業を間近に控えた私は、インターナショナル・スクール生活最後の ハロウィーンを飾る仮装に豪華打ち上げ花火級のインパクトを求めていた。 これでもない、あれでもない。これじゃ嫌、あれでも嫌・・・ 普段から使っていない脳みそを散々絞りまくった結果、あるアイデアが浮かんだ。 そうだ!妊婦になろう! 丁度その頃、母親の友人がオメデタだったので、マタニティーウェアを彼女からゲット。 タオルケットを腰に巻き、お腹の前で大きな結び目を作る。 その上から借り物のウェアを着ると、当時17歳の私でも立派な妊婦に見えた。 肩にカーデガンをはおり、髪はお団子。足首までの靴下に、キャンバス地のスニーカー。 要は、ドラマに出てくる妊婦の姿だ。 うちの学校は、電車通学が殆どで、勇気のある者はハロウィーンの当日、 家から仮装して来た。だが、大体の生徒は学校に衣装を持参し、 トイレでそれに着替えるのだった。 私はふと、『妊婦の姿で電車に乗ったら、席を譲ってもらえるよな~』と安易に考えたが、 母親の 『絶対にそんなことやめて!あんた、まだ高校生やで! 学校でそんな格好理解されても、近所の人は理解せえへんわ!』 との猛講義に敢え無く断念。 結局、学校で着替えることになったのだが... で、皆の反応は????? も~う、最高!!! 友達には大ウケだし、下級生からも拍手の嵐! 先生方も例外ではなかった。というか、一番ノッてくれたのは彼らかもしれない。 『奥様、足元お気をつけくださいね』と手を差し出してくれる先生もいれば、 『丈夫な赤ちゃんを産むのよ』と、お腹をナデナデしてくれる先生もいた。 このような協力を得て、私の妊婦としての成り切り度もかなりのものだったなぁ~(笑)。 あの格好で一日を過ごすのはかなり大変だったが (だって、タオルケット重すぎ!腰、痛っ~!)、 私が目指していたインパクト大の仮装は見事に成功を収めたのだった・・・ つい先日、部屋を掃除している際にその時の写真を発見。 そこには、大きなお腹を抱えて、微笑んでいる私の姿が... う~ん、楽しかった思い出満載の写真だけど・・・ これ、めちゃ誤解を招くかも!?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月31日 22時00分06秒
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