【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

2005年01月07日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 今日は暖かで人出も結構ある。
 朝、(昨年末酔っ払った時に打ったのか)尾テイ骨があんまり痛いので医者に。老人ばかりワンサといる整骨医院で待たされお昼出勤になってしまった。

 昨年急遽帰郷したマホちゃんの代わりに、本日からアズサさんが来てくれることになった。関西出身22歳の彼女はゆったりした独特の口調で店のファンを増やしそう。高槻出身。ほんわかした大阪弁です。(私も方言をしゃべってみたいが芸なし。東京弁でも話せればな。方言はアクセスに合ってると思う。)

 出社すると塩山氏(『嫌われ者の記』『現代エロ漫画』共に一水社刊著者)からプレゼント、●『記録2005年1月号』と『レモンクラブ』が。いつもありがとうございます。
 『レモンクラブ』には南陀楼綾繁さんの書評連載「活字本でも読んでみっか?」がある。今回は小谷野敦『評論家入門』をとりあげる。南陀楼さんの文章はごはんのオカズになるような…ちょっと濃い目でおいしい。小谷野敦、先日の飲み会(嫌われ者の飲み会)でも評判よかった。彼の書く「個人的ルサンチマンが全面に出る」内容が好かれるのかしら。『もてない男』があまり面白くなかった私はその後『新編八犬伝綺想』(これは面白かった)しかちゃんと読んでいない。家人は小谷野ファンで著作を追っかけてるので借りてみようかな、と思う。

 昨日とうって変わって忙しい。お客様もたくさん来てくださるし、電話も多い。3時過ぎまでテンテコ舞い。
 青弓社のOさんが納品に来てくださった。去年引っ越して今金沢のリブロで働くAさんのことを少し話す。冬の金沢って美味しいのよね。
 和菓子屋「森八」(天正18年-1590-創業)の正月菓子「辻占」を食べ、「金沢のひとになったような気がしました」という彼女。
 この正月菓子は独特で、五角に巾着づつみ、外皮をむいて食べると中には今年の運勢が書かれたおみくじが入っているそう。Aさんのおみくじはどうだったのだろう。飲みたいな、Aさんと。

 少しひとが引いたのでお昼に。「丸香」さぬきうどんチェーン店。
 すっかり貧乏なのでお昼の外食はとにかく500円以内。或いは弁当持参だ。かけうどんにかぼちゃの天ぷらを付けたら525円…あれ?

 三省堂書店「自由空間」でちくま文庫の岡崎武志さんの新刊を発見(遅くてすみません)。●『古本生活読本』ちくま文庫・819円。大急ぎで八木書店(取次)の展売に走り仕入れる。
 今ちょっと読んだだけだけどとってもおもしろい。●『古本極楽ガイド』ちくま文庫 と同じ石丸澄子さんの装丁がステキ!そして著者近影がとってもいい。

 本書は、「こちらからどうぞ、古本道への入り口」で始まり、手垢で死んだ奴はいない→古本屋の店主は編集者である→古本屋の本は店主の蔵書だ→古本屋は時間を売る商売→書を拾え街に出よう→…とどんどん古本界の深い場所に…。
 第一部 古本共和国/代似部 古本大学/第三部 古本ときどき新刊/第四部 古本めぐりはやめられない/後が気になるあとがき/解説 角田光代 です。
 「古本屋は時間を売る~」の抜粋。

 -「できれば何かいいものが見つかればいいが、見つからなかったからといってがっかりすることはない。たとえ十五分でも二十分でも、古本屋の棚の前をうろうろし、背文字を追い、ときに目に止まった本を抜き出し、ぱらぱらとページをめくる。また棚に戻す。
 そういった一連の動作、本棚との対話にすでに本好きの客を慰安する力があって、それはほかのどの場所でも得られない、まるで音楽を聞いているような大切な時間なのだ。(後略)」-
 ステキだ岡崎さん。私も本屋として(売上げを上げようとはするけど)お客さんと一緒に過ごす時間、沈黙の時間が好きだ。この沈黙がコミュニケーション。ふふ。(たまにはレジの音が欲しいが)

 八木書店では、いつも仕入れにいらっしゃる書店さんにたくさんお会いした。だんだん仕事にエンジンがかかってきた感じ。

 地図共販に寄り●『Lmagazine2月号』京阪神エルマガジン刊・390円 を仕入れる。今回の特集は「キモノでどこ行く?」。店には一見関係ないようだが、今号から始まった連載「京阪神本棚通信」が掲載されているので。
 たった1頁なのが残念だが、貸本喫茶「ちょうちょぼっこ」の郷田さんが書店を紹介(古本と古着の<月と六ペンス商会>)していたり、「旬の顔」では大阪府古書籍商業協同組合理事長の岡田さんが登場。何となく不思議な売れ行きランキングだと思ったら、恵文社一乗寺のものだったり。(1位『いろ・イロ・色』中川ちえ・内田真美著・自費出版、2位『スティッグ・リンドベリ作品集』ギゼラ・エロン著・プチグラパブリッシング刊 と行った具合。自費出版が5冊も入ってる。新鮮だ。)もっと増頁を希望します。

 一緒に●『ロケーションジャパン7号』ロケーションジャパン刊・500円 も仕入れてみる。映画やドラマのロケ地を探索する雑誌。今号は沖縄なので仕入れてみたけど、どうかな…。
 年末に仕入れた●『間島保夫追悼文集-須磨・間島一雄書店主人』同刊行会刊・1050円 が無くなってしまったのであわててロードス書房さんに電話して送っていただく。

 留守中、書籍営業代行をされている立川さんがいらして「ささま」の和菓子を戴いていた。地図共販近くの「ささま」の前を通ってうらやましく思っていたので大満足。ご馳走様です。
 年始に届いたフリーペーパー『モクローくん通信』(内澤画伯の漫画毎度サイコー。モクちゃんのキモノ姿がイイネ。)と『ほろ酔い16号』小林一美刊(今回は発行者の昨年購入本を全収録。新刊価格と古書価格が掲載されている。やっぱり古書は安い。新刊書店は厳しい…) をコピー。やっと店頭で配り始める。
 同じくPR誌(というのでしょうか)『未来』も。今号はアクセスのAさんが書いた文あり。乞うご期待。

 マリコさん早帰り。アズサさんは6時まで。だんだん気分も仕事モードになってきました。来週は「アンダーグラウンド.ブック・カフェ」です。本日は出展本のことで残業。(Z)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年01月07日 20時55分41秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ジサブロウ

ジサブロウ

お気に入りブログ

CASA DE SATCH UMINO SATCH UMINOさん
好きなもの/こと@… 大和屋みつひめさん

コメント新着

 坂東太郎G@ 小泉武夫 今回こちらのtitleです。 もしよろしかっ…
 背番号のないエース0829@ R対馬丸 「外間邦子」に上記の内容について、記載…
 http://buycialisky.com/@ Re:『水俣病50年 報道写真集』熊本日日新聞社編集局編・刊(12/26) wo am besten cialis kaufencialis no per…
 http://buycialisky.com/@ Re:『東京かわら版 9月号』入荷!「志ん生まつり」開催。(08/25) cialis soft side effects in womencialis…

© Rakuten Group, Inc.