|
カテゴリ:カテゴリ未分類
●『長谷川テル 日中戦争下で反戦放送をした日本女性』『長谷川テル』編集委員会編・せせらぎ出版刊・四六判・334頁・1800円・ISBN978-4-88416-167-5
→日中戦争下、日本軍の空爆にさらされている重慶で、エスペランティストとして長谷川テルは反戦放送をした。長谷川テルの名をはじめて聞いたのは、中国語を学習している時だった。長谷川テルを知らなかった私は、中国人の先生から教えてもらった。 テルは1938年から41年まで、武漢や、重慶の放送局から日本語で日本軍向けにラジオ放送を行った。「私は仲間たちとともに、ありったけの声で日本の兄弟たちに呼びかける。誤って血を流してはならない。あなたがたの敵は、海を越えたこちら側にはいないのだ。」 本書は長谷川テルの生涯と、その事績、日中戦争とその時代を解説。いま、なぜ「長谷川テル」なのか、を明らかにしてゆく。テルの遺児長谷川暁子さんの「母への思い」も掲載。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月07日 15時24分08秒
コメント(0) | コメントを書く |
|