AD/Marketing-BIZな日々 by T.Suzuki

ITmediaのニュースによると、アメリカのドラッグストアチェーンの最大手、ＣＶＳが世界初の使い切りデジタルビデオレコーダーを6月6日に発売しました。


その内容は：

・ポケットサイズで重さは5オンス（約140グラム）以下
・合計20分まで、好きな数だけビデオクリップを記録できる
・1.4インチカラー画面で撮影したビデオをすぐに再生でき、不要な映像をボタン1つで削除できる
・撮影が終わり、ビデオカメラを地域のCVSの店舗に持って行くと、その日のうちに撮った映像が入ったDVDを受け取れる
・できあがったDVDはDVDプレーヤーおよびDVD付きPCで再生できる
・市販のDVDと同様にメインメニューがあり、個々の場面にタイトルが付いているため、撮影したホームビデオの各場面を簡単に見つけられる
・商品を開発したPure Digital社のSmartShare技術を使って、撮ったビデオを簡単に友人と共有することもできる
・現在は全米1400店のCVS店舗で限定販売されており、6月26日には4500店で購入できるようになる
・ビデオカメラの価格は29ドル99セントで、DVD作成には12ドル99セントかかる

というもの。


商品開発をしたPure Digital社は「結婚式や旅行などの思い出を記録する完ぺきな選択肢」としているそうですが、買うのに約3000円、DVDにするのに1300円、と合計で4300円もする、となると、果たして売れるんだろうか？

まあ、大事なイベントなのにビデオを忘れてしまった（＆デジカメの動画よりも長く撮りたい）、という場合のやむを得ずの選択肢としてはアリかと思いますが、ねえ。