AD/Marketing-BIZな日々 by T.Suzuki

私の12/8の記事で、電通が発表した今年のヒット商品を記しましたが、業界第二位の博報堂も12/2付けで今年のヒット商品を発表していました。

こちらもネットによる調査で、首都圏・関西圏の15-69歳の男女計640名を対象に、11/2-9に行ったものなのですが、ランキングにかなりの違いがあります。

[生活者が「今年流行ったと思う」ヒット商品ランキング]
　1.愛・地球博（愛知万博）：88.3％
　2.電車男　：88.0％
　3.ごくせん　：78.4％
　4.大画面薄型テレビ：78.0％
　5.クールビズ：77.7％
　6.携帯型デジタルオーディオプレーヤー：77.0％
　7.ブログ　：74.8％
　8.ハウルの動く城：73.0％
　9.寒天　：70.9％
　10.HDD/DVDレコーダー：70.3％


[電通の「今年のヒット商品」]
　1.携帯型デジタルオーディオプレーヤー
　2.ハードディスクつきDVDレコーダー
　3.ブログ
　4.大画面薄型テレビ
　5.寒天
　6.愛知万博（愛・地球博）
　7.電子マネー機能付き携帯電話
　8.ドラマ「ごくせん」
　9.電子マネー
　10.音楽配信サービス
　（次点）防災グッズ・サービス



強いて言えば、

・博報堂：「今年流行ったと思う」「今年流行ったとは思わない」「名前を聞いたことがない」のどれか一つを選ぶ
・電通：「知っている」「興味がある」「自分の周りで話題になった・なっている」の3項目を合計して指数化した

というのが違いなのですが、同業種の二大企業が行った似たような調査でもこれだけ違いがでるん、という典型的な例としてなかなか面白いなあ、とおもったのでした。