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カテゴリ:Liga Espanola
週末のヘタフェ戦に1対0と勝利したレアル。しかし、クラブは緊急会議を開き、ルシェンブルゴの解任を決定した。
「ルシェンブルゴはマドリーの監督を続けることはないだろう。 ラウールにはすでに連絡してある。」 (クラブのコメント) 「チームが実力に見合った結果を出していると思っていない、 ということが真実だ。 解任は我々が決めたことだが、もちろん簡単なことではなく、 長いミーティングの末の結論だ。 彼はプロフェッショナルだが、時には悲しい選択をしなければならない。 我々は今、非常にデリケートな、変化の瞬間にいる。」 (プトラゲーニョ副会長) リーグでは8勝1分5敗で4位につけているレアル。とりあえず正式な後任が決まるまでの間は、レアルBを率いているロペス・カロ氏が暫定的に監督になる模様。後任候補として、モウリーニョ(チェルシー)、ベンゲル(アーセナル)、ベニテス(リバプール)、カペッロ(ユベントス)、などが挙がっている。 さて、まず疑問に感じたのが、何故今になって解任したのか?ってこと。タイミングとしては、先月19日の対バルサ戦(ホームで0対3の敗戦)後のほうが良かったはず。クラシコの舞台で完膚なきまでにやられ、バルサが3点目を決めたときにはレアルファンが拍手を送ったほどの屈辱。それでも解任せずに、ここまで引っ張った理由。それはやっぱり後任の問題やと思う。おそらく上に挙げた4人がレアルの監督になることはないやろう。でもレアルという世界有数のビッグクラブを背負わせるだけの名と実を持った監督は、世界でもそんなにいない。おそらくクラブでは選定作業は終わってて、交渉の段階に入ったことでルシェンブルゴのクビを斬ったんやろう。プトラゲーニョのいう「デリケートな」っていう言葉からもそれが伺える。 それと、監督が変わることで注目されるのがバラックとキーンの移籍問題。 チェルシーとレアルがバラックに公式オファーを出しているといわれてる。でもチェルシーは否定している。そうなるとレアルが残るわけやけど、戦術は無いに等しく、監督は変わって、混乱のどん底のレアルに果たしてバラックが飛び込むんやろか。来年にはワールドカップも控えてる。個人的にも結果を残したい。そんな中で、自ら火の中に飛び込むような真似はしないはず。 キーンにもレアル行きの噂がある。オファーはまだみたいやけど、なぜかユナイテッドのファーガソン監督がキーンのレアル行きを明言してる。個人的には、キーンは英国系でプレーするのが合っていると思うからスペインではプレーして欲しくない。でもキーンの代理人が、「結論は今週中に出る」とコメントしてる。 「我々は今、非常にデリケートな、変化の瞬間にいる。」 バルサ戦後じゃなく、この時期に解任を決めたレアル。今週中に結論を出す(はずの)キーン。去就が注目されるバラック。後任監督によっては、キーン、バラックだけではなく現存選手までもが劇的に変化する可能性もある。実力に見合った結果を残してない以上、プロとして当然ではあるが、ただ1つ言えるのは、間違いなくレアルは今、「デリケートな、変化の瞬間にいる」こと。 さて、レアルの選択は? ほな、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.06 10:28:44
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