Aｓ’ｓ　HOLE　～ぼくのプレミアライフ～

今日はクリスマス・イブ。
レアルファンにとってはクリスマスプレゼントともいえる移籍の話を。

先日の世界クラブ選手権でもサンパウロの一員として来日し、
クラブの優勝に貢献したシシーニョのレアル移籍が正式に決まった。
移籍金は約５億５千万円。契約年数は５年。

シシーニョに関しては、世界クラブ選手権の放送の中でも言ってたかもしれんけど、
レアル移籍は夏の時点でほぼ周知の事実やった。
クラブのEU圏外選手枠の関係や、
シシーニョ自身が選手権への出場を希望してたから、
この冬の移籍になった。

これでレアルにはロベカル、ロナウド、バプティスタ、ロビーニョ、シシーニョと５人のブラジル選手が在籍することになる。
ルシェンブルゴ招聘でクラブの建て直しを図り、
ルシェンブルゴの要求に応えてロビーニョやシシーニョを獲得した。
このブラジル過多が、他選手との軋轢を生んでいるって噂もある。
実際、シシーニョの話題を振られた、同じポジションのサルガドは明らかに（クラブに対しても）拒否反応を示している。

これじゃあシシーニョ獲得のメリットはどこにもないように思える。
ところが今月の初めにある噂が飛び出した。
シシーニョは獲得後すぐに、フィオレンティーナにローンで出されるっていうもの。
ヨーロッパのサッカーに慣れさせるため？
サルガドの機嫌をとるため？
両方不正解。
答えは、昨日触れたトニの優先交渉権を獲得するため。
前半戦を終了して５位と沈んでいるレアル。
内部分裂も起こりかけ、現在のミスター・レアルといってもいいラウールは怪我で今シーズンほぼ絶望。
期待のバプティスタ、ロビーニョも目立った活躍を見せていないとなれば、
汚い皮算用が働くというもの。


やっぱりレアルは好きになれない・・・って終わろうとしたら、
ローマのカッサーノのレアル加入が、スペインメディアによって報じられたみたい。
なんでもカッサーノ個人とは合意して、
年俸５億４千万の４年契約らしい。
今は、レアル関係者がローマに入って、ローマ関係者と移籍金について話し合ってるみたい。
ここまで詳しく報じられると決定なのかとも思うけど、
移籍金で折り合わないこともよくあるから、正式決定まで待ってみましょう。


５人目のブラジル人と１人のイタリア人が交換されるのか？
５人目のブラジル人と１人のイタリア人が加入するのか？
イタリア人２人が加入するのか？

やっぱりレアルは好きになれない。


ほな、また。