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As’s HOLE ~ぼくのプレミアライフ~

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相年自信 fuzzgさん
We Love You, LIVERP… せじともさん
2007.02.03
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カテゴリ:Liga Espanola
先日はロナウドのミラン移籍とカッサーノの処遇について書いた。
これについてメディアは、銀河系の解体と南米系若手選手の獲得を絡ませて、さもレアルが正しい道を歩み始めたように報じている。しかしこれは間違っていないわけではないが、かといって合っているわけではない。

ペレス会長がクラブの会長に就任してからというもの、フィーゴを筆頭にジダン、ロナウド、ベッカムと大物選手を毎年獲得し、いつしか銀河系と呼ばれるようになった。しかし大物選手を多く揃えたところで絶対勝てるとは限らない。レアルの場合、獲得する選手のバランスが悪すぎたこともあるが、2002年を最後にタイトルを1つも獲得していない。

今シーズン開幕前に会長に就任したカルデロンはカペッロを監督に招聘し、銀河系からの脱却とタイトル奪還を目指そうと走り始めた。カペッロはスペイン特有の見せるサッカーではなく、自身のスタイルである勝利優先主義を前面に押し出したサッカーを披露し、今までのところは結果も悪くなく優勝戦線に踏みとどまっている。

カペッロがロッカールームに蔓延していた堕落した雰囲気を一層することで、一部の選手を除いて選手をコントロールすることが出来ている一方で、クラブもまた銀河系解体という世代交代の任務を遂行するために、ベッカムやロナウドを放出する一方でガゴ、イグアイン、マルセロという10代の若手有能選手の獲得に成功している。ガゴはレドンド2世と呼ばれ、マルセロはロベルト・カルロスの後継者であり、イグアインもリーベル・プレートで著しい成長を遂げていた選手である。また昨冬にはブラジル代表のカフーの後継者といわれるシシーニョも獲得していることから、表から見れば「レアルは変わった」「復活への道を歩み始めている」と捉えることもできる。

年齢的に見れば平均年齢は格段に下がり、それなりの結果も残せているレアルだが、ペレスからカルデロンに会長が代わってからも唯一変わっていないことがある。それがカンテラを重要視していないことだ。

銀河系選手を獲得するということは、所属選手からしてみればポジションがなくなるということである。ポジションを失った選手は先発で使われることはなく、ベンチ生活を余儀なくされることになる。ということは今までベンチ生活が主だった選手は、当然ながらベンチにさえ入ることが出来なくなる。それでも能力があれば生き残るものなのだが、切られる選手というのは大抵の場合カンテラ出身の選手が多い。他クラブから獲得してきた選手というのは、移籍金の高さや、金を払ってまで獲得した選手ということで外しづらい気持ちになる。そうすると矛先はカンテラ出身者に向けられる。

そうやって出場機会を失った選手がポジションを掴み取るには2つの大きな壁を乗り越えなければならない。ベンチ生活選手と銀河系選手である。今まででさえ越えられなかったベンチ生活選手の上にさらに巨大な壁ができたことで、選手達は現実を見つめることになる。「移籍しかない」と。これまで育ててくれたクラブに愛着があるのと同時に、自分の今後を考えた場合、移籍したほうが出場機会も増え、絶対に自分のためにはプラスになると考えるのは自然のことだ。

そして現在、銀河系という一番大きな壁がなくなったと思えば、新たな壁が生まれている。それがガゴでありイグアインであり、マルセロである。少なくともクラブのことを長期的に考えていれば、いくら結果が最優先とはいえこれほど若手選手を他クラブから獲得してはいないだろうし、カンテラ出身者にもっと出場のチャンスを与えていることだろう。つまりは会長が代わってもカンテラへの注目度はそれほど上がっておらず、さほど重要視していないことになる。

ベッカムやロナウドの放出で、いわば負の遺産を処理しながら世代交代を押し進めているレアルだが、カンテラの重要性をもっと認識しないことには「変わった」とはいえず、クラブの発展も滞ってしまうことになるだろう。なぜならカンテラ出身者こそがクラブの「正しい」魂を持っているのだから。



ほな、また。





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Last updated  2007.02.04 02:35:01
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