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As’s HOLE ~ぼくのプレミアライフ~

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相年自信 fuzzgさん
We Love You, LIVERP… せじともさん
2007.03.30
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カテゴリ:Serie A
例のカルチョスキャンダルによって、今シーズンはセリエBでの戦いを余儀なくされているユベントス。マイナスポイントからスタートしたものの確実に勝利を積み重ね、来シーズンのセリエA復帰は間違いない状況になっている。それに伴い、来シーズンを見越した補強も進めており、既にグリゲラとサリハミジッチの獲得が決定している。しかも2人は今シーズンで所属クラブと契約が切れるため移籍金が発生していない。スキャンダルによって暴落した株式による収入の減少やセリエAを乗り切るための厚い選手層を構築するには都合の良い2人の獲得だった。


そんなユベントスのスポンサーに、来シーズンからフィアットがなることが決定した。契約期間は3年で51億円プラス成績に応じたインセンティブ契約になっている。これにより多くはないが懐に余裕が出来、選手獲得に資金を投入することができる。また去就が注目されているカモラネージ、トレゼゲ、ブッフォンらの引き留め資金にも少しの目処が立ったわけだ。

だが、ユベントスとフィアットの関係は今に始まったことではない。そもそもユベントスの親会社であり株の60%を所有しているのがフィアットであり、フィアットの創業者であるアニエリ一族なのである。

80年代前半まではアニエリ家の投資によって運営されていたユベントスだったが、モッジをクラブに招聘し、そしてジラウド、ベッテガとの3人体制でクラブの数度目かの黄金時代が築きあげられた。またフィアットの不振もあり、金銭面において徐々に独立採算制の道を進んでいくようになっていった。ユベントス以前にも多くのクラブを成功に導いたモッジが経営に加わったことで、さらにイタリア人の3人に1人がユベントスファンということもあって、ユベントスはすぐに安定した経営が行えるようになった。

それは昨シーズンまで続くのだが、モッジ主導のスキャンダルによって3人体制は辞任を余儀なくされ、現経営陣が現在クラブの建て直しを任されている。このような状況になってしまった以上現経営陣は無茶な補強など出来るはずもなく、金銭面において堅実に、それでいてすぐにクラブに貢献できる能力の高い選手を求めるわけだが、ファンはそれでは納得しない。

ファンからすれば、今シーズンは普通ではないシーズンであり、Aに昇格した来シーズンから普通のシーズンに戻るのである。ユベントスにとっての普通のシーズンとは優勝争いに絡む、優勝が目標のシーズンであり、クラブの補強に求めるのは大物選手なのである。そしてモッジらが作り上げた黄金時代なのである。

つい最近の雑誌に載っていたのだが、ファンの間ではラポ・エルカンという人物のクラブ会長就任を支持する声が多いらしい。現在28歳のエルカンはフィアット創業者アニエリの孫にあたり、フィアット・グループ後継者ジョン・エルカンの弟らしく、ユベントスの熱烈なファンとしても知られているらしい。昨シーズン半ばにはクラブの戦略を巡ってモッジやジラウドと言い争いもしているようだ。ファンとしては、同じクラブのことを考えていても現実路線を採るより熱血漢タイプのエルカンを支持するのは当然のことのように思う。

そこに今回のフィアットによるスポンサー契約である。
ここ最近は、販売台数においてライバルであるルノーやプジョーが前年割れの中、前年増になるなど復活の兆しを見せているだけに、フィアットという会社として勢いを持続させ、増すために契約を結んだのかもしれないが、如何せん系列会社とはいえ親と子である。スポンサーと称した資金の出資の見返りに、何かしらの要求を突きつける可能性もなくはない。そしてその要求とはおそらくエルカンの経営への参加や会長就任だろう。


スペインとは違い、クラブの会長を決めるのは経営陣である。ぼくは以前このブログで「ユベントスの将来はブッフォンにかかっている」と書いた。だが今となっては「ユベントスの将来は経営陣の決断にかかっている」と言わざるをえない。

クラブ側に立ってファンに理解してもらいながらコツコツと建て直しを図るか、クラブとしてファンの要望をすぐに受け入れて一気に立て直すか。決断の目処はもうすぐだ。



ほな、また。





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Last updated  2007.03.31 02:02:32
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