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カテゴリ:Liga Espanola
各国リーグ戦もほぼ全日程を消化し、残すはスペイン・リーガエスパニョーラだけになった。
今シーズン成功を収めたクラブもあれば大失敗に終わったクラブもあり、各クラブ来シーズンへ向けての戦略を今から立てていることだろう。 そのうちの1つが、シーズンオフを利用してのツアーである。これは主にアジアやアメリカへ行き、地元のクラブと試合を行うことでファン層の拡大を狙い収入を得る、現場よりもクラブ主導で行われる場合が多い。そのため選手や監督からはこれらのツアーについて批判的な意見も多数聞かれる。現場サイドとしては新シーズンへ向けて心身共にリフレッシュを図りたい時期に長距離移動を余儀なくされるだけでなく、直接的なメリットの分かりにくい親善試合をこなさなければならないのだから、あわよくば参加したくないのが本音である。だがサッカーというスポーツがワールドワイドなものになり、そして欧州でのサッカー熱が飽和状態にある現在、アメリカやアジアという土地を無視できないクラブの現状を選手が理解しているのも事実であり、クラブの方針に従わざるを得ないのもまた事実である。だから選手や監督の公式コメントには「楽しみにしている」的感想に終始する場合が多い。しかし、特にビッグクラブの場合、本気で優勝を狙うならこのようなツアーは行うべきではなく、バカンスを取り休息に充てることが最善の選択である。 今シーズンオフもまた、バルセロナやバレンシア、我がユナイテッドといったクラブが日本を含むアジアへのツアーを予定している。地元のファンにとっては普段見ることのできない選手・プレーを生で見ることのできる絶好のチャンスではあるが、現場サイドの反応は芳しくない。なぜなら悪影響が及ぶのは常に現場なのだから。 ほな、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.29 02:04:33
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